オドレイ・トトゥ、メラニー・ロラン、ベレニス・ベジョ主演『エタニティ 永遠の花たちへ』神々しいまでに美しい美術、セットのメイキング映像解禁

9月30日公開の『エタニティ 永遠の花たちへ』。ベトナムやアジアを舞台にした『青いパパイヤの香り』『夏至』『ノルウェイの森』で知られるトラン・アン・ユン監督が、オドレイ・トトゥ、メラニー・ロラン、ベレニス・ベジョらフランス女優を主演に迎えた初めての映画。本作は、運命に生きる3人の女性たちを通して命が受け継がれていく様を描き、“生”の素晴らしさを感じさせる、大いなる人生讃歌の映画である。 

また色彩、映像の美しさが話題の『エタニティ 永遠の花たちへ』、各々の人物像、部屋のイメージなど細部にまでこだわり抜いた美術設計を美術監督が語るメイキング映像が解禁された。

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美術監督は、『ポルノグラフィックな関係』(’00),『やわらかい手』(’06)、『タンゴ・リブレ 君を想う』(’12)、『汚れたダイヤモンド』(’17)などベテランのヴェロニク・サクレ。「パリ装飾美術館に10日間入りびたり、映画のトーンを探し求めました。色、モチーフ、雰囲気、人物によって変えました。メラニー・ロランは人生観が母性的です。オドレイは自由な女性」と語る。

また「歴史もののセピア調の時代再現にはしたくなかった。あの時代は色彩豊だった」と言い、「色の扱いは画家のヴァルトンに影響を受け、また、トラン・アン・ユン監督はヴィアール(19世紀〜20世紀に活躍した画家)にインスパイアされた」とも語っている。

『エタニティ 永遠の花たちへ』
9月30日(土)シネスイッチ銀座他にて全国順次ロードショー
監督:トラン・アン・ユン
出演:オドレイ・トトゥ メラニー・ロラン ベレニス・ベジョ ジェレミー・レニエ ピエール・ドゥラドンシャン 
配給:キノフィルムズ 木下グループ

STORY ヴァランティーヌ(オドレイ・トトゥ)がジュールと結婚した理由は、19世紀末フランスの上流階級においては少し変わっていた。親が決めた婚約を自分で破棄したのだが、それでも諦めないジュールに初めて心を動かされたのだ。夫婦の愛は日に日に深まっていったが、病や戦争で子供たちを失ってしまう。そんなヴァランティーヌに再び喜びをくれたのは、無事に成長した息子のアンリと幼なじみのマチルド(メラニー・ロラン)の結婚だった。マチルドの従姉妹のガブリエル(ベレニス・ベジョ)と夫も頻繁に訪れるようになり、大家族のような賑やかで幸せな日々が続く。だが、運命は忘れた頃に意外な形で動き始める──。

(c) Nord-Ouest