第30回東京国際映画祭の開催まで、約１ヶ月。９月２６日、東京六本木で本年のコンペティション部門を始め、全上映作品が発表となるラインナップ記者会見が行われた。本記者会見では、コンペティション部門における邦画作品のゲスト、アニメーション特集『映画監督　原恵一の世界』より原恵一監督が登壇した。

登場と同時に着ているTシャツのイラストについて質問された原監督は「まだ多くは語れないんですけど、情報公開されたらわかると思います（笑）」と、現在進行系の新作を匂わすコメント。映画祭で自身の特集上映のオファーを受けたことに関して「過去作が、大きい映画祭で観てもらえるのは、非常に嬉しい」と率直な感想を述べた。続けて思い入れの深い作品については、「どの作品も自分のキャリアの中ですごく大事にしていますが、『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ！オトナ帝国の逆襲』は、僕にとって大きなターニングポイントとなったので、それを海外の方に観てもらってどんな感想をもらえるのか楽しみ」と、笑顔で語った。

会見には、コンペティション部門『最低。』より、瀬々敬久監督、森口彩乃、佐々木心音、山田愛奈。『勝手にふるえてろ』より、大九明子監督らも登壇。集まった多くのメディアの質問に答えていた。本年のコンペティション部門を始め、全上映作品のラインナップは公式HPにて。

第30回東京国際映画祭
会場：六本木ヒルズ、EXシアター六本木（港区）ほか
10月25日（水）〜11月3日（金）
上映チケット：9月27日（水）より先行抽選販売、10月14日（土）より順次販売開始
公式HPはコチラ