『闇金ウシジマくん』、『アイアムアヒーロー』、『土竜の唄』、『海街diary』など数々の映画化作品を輩出してきた、小学館漫画賞を受賞した人気コミック「あさひなぐ」がついに映画化され、9月22日（金）より全国公開。同日、初日舞台挨拶が開催され、主演の西野七瀬をはじめ、桜井玲香、松村沙友理、白石麻衣、伊藤万理華、富田望生、生田絵梨花、そして英勉監督が登壇した。
本作の主人公・東島旭（とうじま・あさひ）役には、映画初出演にして初主演となる西野七瀬。旭が憧れる先輩・宮路真春（みやじ・まはる）役に白石麻衣。二人の最強のライバル・一堂寧々（いちどう・ねね）役には生田絵梨花を迎え、桜井玲香、松村沙友理、伊藤万理華ら乃木坂46メンバーが“美の武道”なぎなたに初挑戦する。さらに、『チアダン』の富田望生をはじめ、中村倫也、森永悠希、角替和枝、江口のりこら実力派俳優陣が個性的キャラクターを演じ、監督は『ヒロイン失格』など数々の大ヒット作を手掛けてきた英勉が務め、“なぎなた”に全てをかける女子高生の青春をみずみずしく描いた感動作となっている。
映画の“勝負衣装”である道着に防具姿で登場したキャスト陣。西野は「久しぶりに道着を着ました。皆んなで着替えている時、試合のシーンの撮影を思い出しました」とコメント。初日を迎えた感想について聞かれた桜井は「こんなにたくさんの方が来てくれて、今になって緊張してきました」と作品の注目度に驚いた様子だった。松村は「撮影の時からとても楽しくて、心の底から好きな作品になった。たくさんの人に観てもらって、たくさんの人に、たくさん愛されたらいいなあと思います（笑）」と笑顔で挨拶。続けて白石は「無事に公開初日を迎えて嬉しく思っています。一回だけじゃなく、ぜひ何十回も、何百回も！観ていただけたら嬉しい（笑）」とコメントし会場を笑いで包むと、続けて伊藤が「撮影から皆んなとワイワイやってたんですけど、終わってからのPR期間に、LINE LIVEだったり、雑誌の撮影だったりの時間が、今までなかったぐらいより仲良くなれた。今日終わっちゃうのがすごい寂しい」と、胸の内を語ってくれた。
イベントの途中には、約３ヶ月に及びなぎなたの演技に挑んできたキャスト一同に、なぎなた指導の先生からサプライズで手紙と花束を贈呈する場面も。これには一同感極まった様子で、キャスト陣は皆、目に涙を浮かべていた。
最後に西野は「皆んなで大事に楽しく作った作品が、これから一人でも多くの人に観てもらえるのがすごく嬉しいです。あさひたちの青春と、私たち自身の青春も詰まっている作品なので、観て……、なんて言ったらいいんだろう……？ 締め方が分からない……（笑）」と困りながらも笑顔を見せ、会場全体を和ませていた。
『あさひなぐ』
2017年9月22日（金）全国ロードショー
監督・脚本：英勉
原作：こざき亜衣「あさひなぐ」（小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載中）
出演：西野七瀬 桜井玲香 松村沙友理 白石麻衣 伊藤万理華 富田望生 生田絵梨花 中村倫也 森永悠希 角替和枝 江口のりこ
配給：東宝映像事業部
STORY 春、元美術部で運動音痴の主人公・東島旭は、二ツ坂高校へ入学する。旭は1つ先輩の宮路真春と出会い、その強さに憧れ”なぎなた部”入部を決意！ 同級生の八十村将子、紺野さくら、2年生の野上えり、大倉史乃と共に部活動をスタートしたが、”練習は楽で運動神経がなくても大丈夫”―そんな誘い文句とは真逆で稽古は過酷そのもの！やがて3年生にとって最後となるインターハイ予選を迎える。順調に勝ち進んだ二ツ坂だったが、決勝でダークホースの國陵高校に敗れてしまう。なかでも國陵の1年生エース・一堂寧々の強さは圧倒的だった。 野上新部長のもと再スタートを切った二ツ坂は、山奥の尼寺で僧侶・寿慶（江口のりこ）の厳しいしごきによる、地獄の夏合宿を経て一回り大きく成長し、挑んだ秋の大会。再び二ツ坂の前に宿敵國陵高校と一堂寧々が立ちふさがる。そこで、二ツ坂にとってまさかの出来事が―。真春は部活動に姿を見せなくなり、精神的支柱を失った二ツ坂はバラバラになってしまう。そのとき、旭は……。物語はクライマックスへ向けて大きく動き出す。
©2017 映画「あさひなぐ」製作委員会 ©2011 こざき亜衣/小学館
