【続投】『ワンダーウーマン2』の監督はパティ・ジェンキンスに決定!女性監督として破格の契約金に!!

patty_jenkins_ww_2017_5-h_2017

The Hollywood Reporter

DCエクステンデッド・ユニバースの映画『ワンダーウーマン』の続編の監督は、前作に引き続きパティ・ジェンキンスに決定した。ワーナー・ブラザースとの長い交渉の結果、ジェンキンスは監督のほか、脚本と製作にも参加する。The Hollywood Reporterが伝えている。

この契約で、ジェンキンスは史上最も稼いだ女性監督となるが、交渉成立までの道のりは“困難”であったと言われている。ジェンキンスとの契約は、『ワンダーウーマン』の続編のみとなった。

『ワンダーウーマン』の監督は、『ゲーム・オブ・スローンズ』などのミシェル・マクラーレンが当初務める予定であったが、“創造的な考えの不一致”により降板し、ジェンキンスが引き継ぐこととなった。6月にアメリカで公開された『ワンダーウーマン』は1億300万ドルのオープニング興収を記録し、続編に向けてジェンキンスとの交渉は公開直後に始まったが、成立までに長い時間がかかった。『ワンダーウーマン』はアメリカ国内で4億200万ドルの収益を上げ、世界興収は8億ドルを突破している。

『ワンダーウーマン』の続編の監督を務めるにあたり、ジェンキンスは700万ドルから900万ドルで契約したと言われている(映画界で活躍する女性監督では、『マイ・インターン』で知られるナンシー・マイヤーズがトップレベルの500万ドルクラスだ)。ジェンキンスは、『ワンダーウーマン』の監督を100万ドルで引き受けたが、DC映画『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダー監督と同等の金額を望んでいたようだ。『ワンダーウーマン』がスーパーヒーロー映画の歴史を覆したように、今回のジェンキンスの契約は女性監督のガラスの天井を打ち破ったことになる。

『ワンダーウーマン』の続編には主演のガル・ガドットの出演も決定し、2019年12月13日に全米で公開予定だ。