太賀、中村蒼、矢本悠馬の意外な青春時代が明らかに!? 映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』完成披露イベント レポート

早見和真の同名小説を、世界が注目する新鋭・廣原暁監督が映画化した青春ロードムービー『ポンチョに夜明けの風はらませて』。本作の完成披露イベントが、9月12日、新宿武蔵野館で行われ、出演者の太賀、中村蒼、矢本悠馬、監督の廣原暁が登壇した。

【本イベントの全文掲載はコチラ】
IMG_2240

本作は、将来に希望を見出せないまま、ただ何となく日々を過ごしていた高校生たちが、行くあてもない“高校最後の旅”に出る青春ロードムービー。今回のオファーを受けた時の気持ちと、役を演じた感想を聞かれた太賀は「素直に嬉しくて。廣原監督と一緒にいい映画ができるんじゃないかと期待を込めて参加させていただきました。又八という役で、また新たな青春を追体験できた気がして、とても楽しかったです」とコメント。中村は「僕は福岡の高校に一年、高校二年生から東京の高校だったので、高校時代を謳歌した思い出が少ないので、今作の高校生役でハチャメチャなことをして、あの時できなかった青春を疑似体験できたようで嬉しかった」と語り、矢本は「このキャラクターは可愛く演じたいと思って、矢本悠馬の引き出しにある可愛さを極力出しました。めっちゃぶりっこしてます(笑)」と笑顔で語った。

高校時代に入っていた部活を聞かると、太賀は「部活には入っておらず、同級生と映画を撮ろうみたいな話になって、その相方が染谷(将太)くんでした。同じ高校だったので、脚本を一緒に書いた」と今回共演する染谷との思い出を語った。中村は「部活はもちろん入ってないですし…」と切り出しつつ、「運動も、勉強もできない。なにもできない。友達も少ない…」と肩を落とすと、会場は大爆笑。「グループみたいなものには属していましたけど、心の底から楽しめていたのかと聞かれたら、いや…」と首を振って会場をさらなる爆笑に包み込んだ。対して矢本は「僕はテニス部でした。うちの学校は強かったので、強いとこに入って、レギュラーになればモテるのではないかという浅はかな…(笑)。実際モテました。蒼くんとは正反対で友達も多いし、陽の当たったイケてるグループにいました(笑)」と語ると、中村は「僕はこういう人を見ながら、いいなあと思いながら学校生活を送っていた人間」と語り、会場を沸かせていた。

最後に代表して挨拶した太賀は「年代性別問わず、共感してもらったり懐かしく思ったり、本当に気持ちの良い珍道中になっております。どうか皆さん楽しんでいただければと思います」とコメントしイベントを締めくくった。

【本イベントの全文掲載はコチラ】

IMG_2259

『ポンチョに夜明けの風はらませて』
10月28日(土)新宿武蔵野館他、全国ロードショー
監督:廣原暁 原作:早見和真「ポンチョに夜明けの風はらませて」(祥伝社刊)
出演:太賀 中村蒼 矢本悠馬 染谷将太 佐津川愛美 阿部純子 角田晃広(東京03) 佐藤二朗 西田尚美
配給・宣伝:ショウゲート

STORY 将来に希望を見出せないまま、ただ何となく日々を過ごしていた高校生の又八(太賀)、ジン(中村蒼)、ジャンボ(矢本悠馬)。卒業を間近に控え、又八だけが進路を決められずにいた。“ありふれた日常から抜け出したい”と、ジャンボの父親の愛車セルシオを拝借して海に向かう3人。途中で凶暴なグラビアアイドルの愛(佐津川愛美)、風俗嬢のマリア(阿部純子)も加わり、ハチャメチャな旅を続ける。一方、3人に置いてけぼりをくらった中田(染谷将太)は、又八と約束した卒業ライブに向けて1人、ギターの練習に明け暮れていた――。

(c)2017「ポンチョに夜明けの風はらませて」製作委員会