『彼女がその名を知らない鳥たち』 第22回釜山国際映画祭 出品決定!!蒼井優、阿部サダヲ、白石監督がオープニングセレモニーに参加!

ラブストーリーに夢を見られなくなった大人の女性たちに「究極の愛とは何か」と突きつけ、読者を虜にした沼田まほかるの20万部を超える人気ミステリー小説の待望の映画化! 蒼井優、阿部サダヲW主演『彼女がその名を知らない鳥たち』が10月28日(土)より全国ロードショー。

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この度、2017年第22回釜山国際映画祭(韓国・釜山)にて 本作が、<アジア映画の窓>部門に出品されることが決定! 蒼井優、阿部サダヲ、白石監督の3人がオープニングセレモニーに参加する。​​10月12日(木)から開催される第22回釜山国際映画祭は、アジアで最も重要な映画マーケットとしての地位を確立する映画の祭典。本作の出品が決定した<アジア映画の窓>部門は、さまざまな視点とスタイルを持つ、アジアが誇る才能豊かな映画監督たちの優れた作品を紹介する部門となる。

メガホンを取るのは『凶悪』(’13)、『日本で一番悪い奴ら』(’16)の白石和彌。W主演の蒼井優、阿部サダヲの二人に加え、松坂桃李、竹野内豊といった実力確かな豪華俳優陣が織りなす“全員最低なのにまぎれもない愛の物語”が描かれる本作。

白石監督の作品が本映画祭に出品されるのは劇場長編デビュー作『ロストパラダイス・イン・トーキョー』(’10)、『凶悪』(’13)以来、4年ぶり3度目。蒼井は韓国でも非常に人気があり、昨年の『オーバー・フェンス』ほか本映画祭には何度も招聘されており、釜山の地が今回も大いに盛り上がることは間違いない。そして阿部は本映画祭へ登場するのは今回が初となり、アジアの映画ファンに向けどんなメッセージを贈るのか期待が高まる。

9月7日(木)より開幕した第42回トロント国際映画祭に続き、世界を飛び回る“かの鳥”。日本が誇る実力確かな豪華俳優陣の熱演が光り、そして白石監督が初めて挑んだ本格的な大人のラブストーリーであり、共感度0%、不快度100%の“まぎれもない愛の物語”が、韓国をはじめアジアの映画ファン達を唸らせる。

『彼女がその名を知らない鳥たち』
監督:白石和彌
原作:沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」(幻冬舎文庫)
出演:蒼井優 阿部サダヲ 松坂桃李 村川絵梨 赤堀雅秋 赤澤ムック 中嶋しゅう 竹野内豊
配給:クロックワークス

STORY 八年前に別れた男・黒崎を忘れられない十和子は、今は15歳上の男・陣治と暮らしている。下品で、貧相で、地位もお金もない陣治を激しく嫌悪しながらも、彼の稼ぎで働きもせず日々を過ごしていた。ある日、十和子は黒崎の面影を思い起こさせる妻子ある男・水島と関係を持ち、彼との情事に溺れていく。そんな時、家に訪ねてきた刑事から「黒崎が行方不明だ」と知らされる。どんなに足蹴にされても文句を言わず、「十和子のためなら何でもできる」と言い続ける陣治が、執拗に自分をつけ回していることに気付いた十和子は、黒崎の失踪に陣治が関わっているのではないかと疑い、水島にも危険が及ぶのではないかと怯え始める―

(C)2017映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会