チャーリー・シーン主演最新作『ナインイレヴン 運命を分けた日』72歳、大女優ジャクリーン・ビセット往年の輝きに注目!

ニューヨーク出身のチャーリー・シーン(『プラトーン』)、ウーピー・ゴールドバーグ(『天使にラブ・ソングを・・・』)、そしてニューヨークを愛するスタッフキャストがマルティン・ギギ監督のもとに集結し、2001年9月11日、NYワールドトレードセンタービルで起きた米同時多発テロ事件をビル内部の視点から描いた『ナインイレヴン 運命を分けた日』が9月9日(土)より新宿武蔵野館、丸の内TOEI他全国ロードショーとなる。

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60年代後半~70年代にかけ数々の雑誌の表紙を飾り、その美しさ、確かな演技力で世界中にその名を広めた大女優ジャクリーン・ビセット。シャーロット・ランブリング、ジェーン・バーキンらとともにイギリス出身でありながら流暢なフランス語でフランス映画界でも活躍。ロマン・ポランスキー監督の『袋小路』(’66)で本格的な女優デビューを果たした後、フランソワ・トリュフォー監督の名作『映画に愛をこめて アメリカの夜』(’73)で若手女優ジュリー役を茶目っ気たっぷりに演じた。本作では、同時多発テロに巻き込まれてしまった離婚調停中の夫婦ジェフリー(チャーリー・シーン)とイヴ(ジーナ・ガーション)の子供と共に連絡が取れないない中で、無事を願い、待ちづづける祖母ダイアンを演じ、わずかな出演シーンながら観る者をとらえて離さない、胸に迫る演技を見せている。

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今回のキャスティングについて、マルティン・ギギ監督は「『Swing(未)』を撮った時に出演してもらいその時から友人になったんだ。今回キャスティング段階で、(ダイアン役について)真っ先に頭に浮かびオファーしたよ。彼女はすぐに脚本を読んでくれて「いい脚本ね」と出演を快諾してくれたんだ。非常にラブリーで、聡明でやさしく素晴らしい人だ」と語っている。また、来月10月から日本の宮古島を舞台としたジャクリーンの主演のドラマ作品『Journey to Miyakojima(原題)』の撮影がスタートするという。日本を代表する俳優たちとの共演も噂されており、多いに話題を集めそうだ。公開は2018年を予定。72歳とは思えない美しさと知性を兼ね備えた、ジャクリーンの活躍にこれからも目が離せない。

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『ナインイレヴン 運命を分けた日』
9月9日(土)、新宿武蔵野館、丸の内TOEI他全国ロードショー
監督:マルティン・ギギ
出演:チャーリー・シーン ウーピー・ゴールドバーグ ジーナ・ガーション ルイス・ガスマン ウッド・ハリス オルガ・フォンダ ジャクリーン・ビセット ブルース・デイヴィソン配給:シンカ

STORY 2001年9月11日、ニューヨーク。ワールドトレードセンタービルのエレベーターに偶然居合わせた、実業家のジェフリー(チャーリー・シーン)と離婚調停中の妻イヴ(ジーナ・ガーション)、バイクメッセンジャーのマイケル、恋人に別れを告げに来たティナ、ビルの保全技術者のエディの5人。突如、ビルに飛行機が激突し、彼らは北棟の 38階辺りに閉じ込められてしまう。外部との唯一の通信手段はオペレーターのメッツィー(ウーピー・ゴールドバーグ)だけ。恐怖と闘いながら外への逃げ道を探す5人が極限状態で下した決断とは・・・・。

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