瀬戸康史、山下リオ、伊藤沙莉、渡辺大知ら追加キャストが解禁! 東出昌大 主演映画『寝ても覚めても』

東出昌大と濱口竜介監督がタッグを組み、芥川賞作家・柴崎友香による同名恋愛小説を映画化した『寝ても覚めても』がクランクアップ。この度、追加キャストと濱口監督のクランクアップ時のコメントが解禁された。

東出、唐田のメインキャストの脇を固めるのは個性豊かな豪華キャスト陣。亮平の会社の後輩でクールな串橋に日本テレビ系列ドラマ「先に生まれただけの僕」、映画『ナラタージュ』『ミックス。』と出演作が続々と待機し、秋には舞台も控える瀬戸康史。

瀬戸康史

朝子のルームメイトで女優の卵・マヤに、現在 NHK BS プレミアム「定年女子」に出演し映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』が控え、ドラマ、映画、CM と幅広く活躍中の山下リオ。

山下リオ

朝子の親友・春代を、連続テレビ小説「ひよっこ」に出演し、映画『獣道』での体を張った演技も記憶に新しい実力派女優・伊藤沙莉。

伊藤沙莉

麦に家を貸している友人・岡崎を、ロックバンド「黒猫チェルシー」のボーカルであり、俳優や映画監督としてもマルチな才能を発揮している渡辺大知が演じる。

渡辺大知

そして、朝子を優しく見守る岡崎の母親・栄子として、時代劇ドラマ「伝七捕物帳 2」(NHK BS プレミアム)に出演中、映画『ミックス。』が控える田中美佐子が映画をしっかりと支える。また、主人公たちを繋ぐ重要人物・平川役に仲本工事と、多彩なキャストが集結した。

本作は、ミステリアスな自由人・麦(バク)と、優しくて誠実なサラリーマン・亮平という、同じ顔をしたふたりの男と、その間で揺れ動く女性・朝子の8年間を描く恋愛映画。濱口監督が、原作が持つストーリーの荒唐無稽さと緻密な生活描写に惚れ込み自ら映画化を熱望、メガホンを取った。東出昌大は、同じ顔をしていながらも全くタイプの違う男・麦と亮平という初の一人二役に挑み、新星・唐田えりかがヒロイン・朝子を演じる。

8月25日にクランクアップを迎え、濱口竜介監督のコメントが到着!

『寝ても覚めても』、とても素敵な現場でした。集まってくれたすべてのキャストとスタッフに感謝します。まず、本当に面白い原作があって、「この人たちしかいない」と思える、とても素晴らしいキャストが集まった現場でした。役者さんたちの間に生まれた信頼関係が、お互いの魅力を引き出してくれたと思います。何より、主演の東出さんが献身的に、撮影のすべてを支えてくれました。東出さんの存在があったからこそ、ヒロインの唐田さんの輝きが増しました。自分の眼の前で、カメラの前で、とても素晴らしいことがたくさん起きた撮影でした。原作の大切な部分も、映画の中にしっかりと残せたと思っています。きっと、この上なく面白い映画になるでしょう。それをちゃんとお届けできるよう、これから頑張ります。期待してお待ちください。

『寝ても覚めても』
2018年、全国公開
監督:濱口竜介 
原作:「寝ても覚めても」柴崎友香(河出書房新社刊)
出演:東出昌大 唐田えりか
配給・宣伝:ビターズ・エンド

STORY 大阪に住む21歳の朝子は、青年・麦(バク)と運命的な恋に落ちる。しかし、彼はある日、忽然と彼女の前から姿を消してしまう。それから2年後、東京に引っ越した朝子は、麦にそっくりな顔をした男・亮平と出会う。麦のことを忘れられない朝子は亮平を避けようとするが、そんな朝子に亮平は好意を抱く。戸惑いながら、朝子も亮平に惹かれていくが―。麦と亮平―同じ顔をした、過去の”恋”と現在の”愛”が朝子の心を揺らしていく。