佐藤浩市が6年ぶりの連ドラ主演!江口洋介と本格初共演で国家のタブーに挑む“名もなき”刑事を熱演!

2017年11月よりWOWOWプライムで放送予定の「連続ドラマW 石つぶて ~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」。本作の主演に佐藤浩市が「機密費」という国家のタブーに挑んだ捜査二課の刑事役で連ドラに帰還することが決定した。共演は「しんがり」の熱演が話題となった江口洋介。

佐藤浩市

江口洋介

本作は「連続ドラマWしんがり~山一證券最後の聖戦~」のオールスタッフが再集結し、清武英利氏による書きおろしノンフィクション著書の連続ドラマ化企画。原作は、発売前から重版が決定するなど話題沸騰中の「石つぶて警視庁二課刑事の残したもの」(講談社刊)。2001年に発覚し、政官界を揺るがした「外務省機密費詐取事件」の映像化に主演で挑むのは、2016年公開の映画『64-ロクヨン-前編』で第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した佐藤浩市。2011年に放送されたドラマ「陽はまた昇る」以来、6年振りの連続ドラマ主演を果たす。そんな佐藤が演じるのは、前代未聞の外務省事件に臆することなく捜査に邁進する捜査二課の“名もなき”刑事。また、江口は佐藤演じる武骨な刑事と相反しながらも共に捜査を進める上司役を演じる。意外にも本格的な初共演となる佐藤浩市と江口洋介が、警視庁捜査二課の生え抜き刑事に扮し、国家の聖域「外務省」に挑む姿に注目しよう。

【佐藤浩市コメント】

このような企画に挑んだスタッフの気概に応え、映像としてしっかりお届け出来るようにしたいと思っています。背骨がリアルな物語のため、ヒリヒリとしたリアリズムを大切に、いかに我々が血として、肉として演じられるか、が勝負だと感じています。
日本人は、喉元過ぎるとこのような大きな事件も忘れてしまう。でも、それではいけない。敢えて今、この事件を振り返ることで、こんなことが行われている日本に対し、我々国民がちゃんと自分たちに関係があることとして、声高に意見をぶつけていかなければならないのだとこの脚本を読み、改めて実感しました。

【江口洋介コメント】
「しんがり」に続きこの作品も実話がベースになっていて、さらにタブーとも言える大きな事件を扱っているため、緊張感と共にやりがいを感じています。僕たち国民が知り得なかった国家の暗部に石を投げ続けた刑事たちの姿を、観てくださる方々に気持ち良く感じ取っていただけるよう、1シーン1シーン積み重ねていきたいと思います。佐藤浩市さんとの共演は今回初めてで、俳優として先輩の佐藤さんの上司役を演じるということが面白く、楽しんで演じていきたいです。

【岡野真紀子プロデューサーコメント】
捜査二課の名も無き刑事たちの不屈の精神や誇りがあったからこそ、この大事件が公となりました。ふとこの二課刑事の姿を思い浮かべた時、真っ先に佐藤浩市さんが浮かびました。もし佐藤さんに演じていただけたら、誠実で実直な、でもちょっと不器用でチャーミングな主人公となり、観ていただく方が胸を熱くし、共に国家の聖域に立ち向かうような、そんなドラマになると確信しました。また、その上司役を、明るさと人を惹きつける正義感に満ちた江口洋介さんに演じていただけたら、これは最強タッグとなり、観たこともないような刑事ドラマになると今から興奮しております。

「連続ドラマW石つぶて~外務省機密費を暴いた捜査二課の男たち~」
2017年11月スタート(全8話)毎週日曜夜10:00※第1話無料放送

原作:清武英利「石つぶて警視庁二課刑事の残したもの」(講談社刊)
監督:若松節朗(「連続ドラマWしんがり~山一證券最後の聖戦~」、『沈まぬ太陽』ほか)、村谷嘉則
脚本:戸田山雅司(「連続ドラマWしんがり~山一證券最後の聖戦~」、「スペシャリスト」、「相棒」ほか)
音楽:住友紀人(「連続ドラマWしんがり~山一證券最後の聖戦~」、『テルマエ・ロマエ』ほか)
出演:佐藤浩市 江口洋介ほか

STORY 山一證券倒産の裏で最後まで闘い続けた社員たちの軌跡を、緻密な取材を重ね、著書としてまとめたノンフィクション作家・清武氏。彼が新たな題材として選んだのは、2001年に発覚し、政官界を揺るがした「外務省機密費詐取事件」だった。警視庁捜査二課に属する“石つぶて”たちが、組織に抗いながらも掘り起こしたこの事件の真相とは―。“三悪人”と呼ばれた外務省役人たちが起こした衝撃的な悪事とは―。