【交代か?】ベン・アフレック主演の『バットマン』について、弟ケイシー・アフレックが口を滑らせる

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Entertainment Weekly

DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)の映画でバットマンを演じるベン・アフレックについて、映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞した弟のケイシー・アフレックは、バットマンを主人公とした単独映画『The Batman バットマン』(原題)にベンは出演しないという噂について意見を述べた。Entertainment Weeklyが伝えている。

ラジオ番組に出演したケイシーは、兄のベンが『バットマン』にバットマン役として出演しないという噂について問われた。映画『バットマン』の監督は、ベンが辞退すると表明した後、『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(2017)の監督を務めたマット・リーヴスに決定している。

ケイシーは、「ベンはいいバットマンを演じたと思った。とにかく最高だったよ。素晴らしかった。彼はヒーローだし、役に向けて頑張っていた。でも、彼はその映画(『バットマン』)には出演しないだろうね。僕はそう思う。残念だけど」とコメントした。

しかし、番組のホストが「それは速報だ」と言うと、ケイシーは焦った様子で「これが速報だって?僕がでっちあげたからだよ。よく知らないんだ」と付け加えた。

この番組の様子を撮影した動画でも確認できる。

米サンディエゴで開催されたイベント「コミコン2017」において、ベンはDCEUと単独映画でバットマンを演じることについて、「僕はずっとこの立場でいるよ。2つの作品が完成したけど、ワーナーが製作を望むなら、僕は3作目に取り掛かかるつもりでいる。バットフォンが鳴れば、応えられるかもね」と述べている。

『バットマン』の監督を辞退したのは関心をなくしたことが理由であるという憶測について、ベンは、「スタントやスーツ、アクション、キャラクターといった点を考えると、これはとても大きなプロジェクトだ。僕がそれらに取り組みながら監督も務めるというのは、それはやり過ぎかもしれない。妥協しなければいけないこともあるんだ。世界観がより広がり、映画は成功すると思うよ。興味や熱意がなくなったとかいろいろ言われているけど、実際はこのキャラクター(バットマン)が気に入っているんだ」と語っている。

ベンはバットマン役について、「みんなが望んでいるのなら、僕はこの役を喜んで演じたい。結局はまた誰かが(バットマンを)演じて、役に適した俳優が起用されることもわかっている。でも、僕が演じている間は、自分ができる最高の演技をするつもりだ。自分は本当に恵まれているとありがたく思っているよ」とコメントした。

ベンが演じるバットマンは、『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)、『スーサイド・スクワッド』(2016)に登場した。11月23日に日本で公開予定の映画『ジャスティス・リーグ』で再びバットマンとして登場するベンは、“より伝統的なバットマンになる”と述べている。

映画『ジャスティス・リーグ』はザック・スナイダーが監督を務めていたが、プライベートな事情により降板し、『バットガール』(原題)でもメガホンをとるジョス・ウェドンが引き継いだ。ベンは、「2人の監督による興味深い作品だ。2つの独特の視点で、2つのとても強いショットから成っている。映画を作る上で、こんな経験をしたのは初めてだ。ザックと仕事をするのは本当に好きだし、ジョスと成し遂げたこともすごく気に入っているよ」と語っている。

DCEUの映画『ジャスティス・リーグ』は11月23日に日本で公開予定だ。