スペイン映画界の巨匠カルロス・サウラ待望の最新作『J:ビヨンド・フラメンコ』11月25日公開&ビジュアル決定&メインサブ写真情報解禁!

カルロス・サウラ監督の最新作『JOTA de Saura』の邦題が『J:ビヨンド・フラメンコ』となり、11月25日(土)、Bunkamuraル・シネマ他、全国順次ロードショーが決定!ポスタービジュアルも完成した。

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「フラメンコ三部作」と話題を呼んだ『血の婚礼』(’81)、『カルメン』(’83)、『恋は魔術師』(’86)。トップに君臨するアーティストらのパフォーマンスを格調高くスタジオで捉えた、オムニバス形式による『フラメンコ』(’95)、『イベリア 魂のフラメンコ』(’05)、『フラメンコ・フラメンコ』(’10)。数々の舞踊音楽の芸術作品を世に送り出してきたスペイン映画界の巨匠、カルロス・サウラ。5年ぶりの待望の日本公開となる最新作『J:ビヨンド・フラメンコ』で描かれるのは、監督の生まれ故郷、スペインのアラゴン地方が発祥とされる「ホタ」。フラメンコのルーツのひとつである「ホタ」を通し、フラメンコのフィールドの彼方に広がる「ホタ」の奥深い魅力に迫っていこうという、至福のダンス&音楽エンターテインメント。めくるめく映像美で描かれる数々のダンスシーンで構成される本作を観れば、あたかも絢爛豪華なエンターテインメントショーを鑑賞しているような、アート空間に迷い込んだかのような気分にさせられるだろう。

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集結した豪華アーティスト陣は、フラメンコおよびスペイン舞踊ファン、ワールドミュージック・ファンなら絶対に見逃せない最強の顔ぶれ。自身を追ったドキュメンタリー『パッション・フラメンコ』が8月19日(土)から日本公開される、美貌と表現力を兼ね備える国民的フラメンコダンサー、サラ・バラス。パコ・デ・ルシアの後継者と目され、世界的に活躍するスーパーギタリスト、カニサレス。ガリシアが生んだ天才バグパイプ奏者、カルロス・ヌニェス。「ホタ」ダンスの第一人者で『イベリア 魂のフラメンコ』にも出演した、アラゴン州サラゴサ出身のダンサー兼振付師、ミゲル・アンヘル・ベルナ。アラゴンの伝統「ホタ」を現代化して歌うポップスター、カルメン・パリス。土地固有の味わいを継承するベテラン歌手と演奏家に加え、国際的に活動するトップミュージシャンらも異彩を放つ。

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カルロス・サウラ プロフィール
1932年1月4日、85歳。ブニュエル、アルモドバルと並ぶスペインの著名な映画監督である。23歳でドキュメンタリーを初監督し、それ以降、劇映画、ドキュメンタリー、演劇、小説、写真などさまざまな分野で作品を発表し続けている。50本以上の監督作があり、カンヌ国際映画祭(パルムドールを除く)、ベルリン国際映画祭金獅子賞、アカデミー賞に3度ノミネートなど、数多くの受賞歴を持つ。 特に音楽を題材とした作品は、現代の映画界における非常にクリエイティブな試みとして高く評価されている。フランスの芸術文化勲章コマンドゥール、イタリア共和国功労勲章グランデ・ウッフィチャーレ、スペインのイザベラ・カトリック勲章、ヨーロッパ映画賞生涯貢献賞、世界中の様々な大学で名誉学位を授与されている。

『J:ビヨンド・フラメンコ』
2017年11月25日(土)、Bunkamuraル・シネマ他、全国順次ロードショー
監督:カルロス・サウラ
出演:サラ・バラス カニサレス カルロス・ヌニェス ミゲル・アンヘル・ベルナ  
配給:レスぺ 

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