【あの悲劇から3年】ピアース・ブロスナンが『ミセス・ダウト』でのロビン・ウィリアムズとの共演を懐かしむ

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Entertainment Weekly

『007』シリーズで5代目ジェームズ・ボンドを演じたピアース・ブロスナンは、コメディ映画『ミセス・ダウト』(1993)で共演し、2014年8月に死去したロビン・ウィリアムズとの撮影時のエピソードを振り返った。Entertainment Weeklyが伝えている。

ブロスナンは自身のインスタグラムに、『ミセス・ダウト』の印象的な場面写真を投稿した。これは、ブロスナン演じるスチュが、ウィリアムズ演じるダウトファイヤー夫人(ダニエル)にフルーツを投げつけられるシーンだ。

ブロスナンは、「…昨日のことのように覚えているよ…サンフランシスコの朝、『ミセス・ダウト』の撮影現場でのことだ…あのフルーツ攻撃…僕たちは午前中ずっと撮影していたけど、ロビンは2回でうまくきめたんだ。僕はこの映画に出演し、偉大なロビン・ウィリアムズと知り合えたことを誇りに思っている」とコメントした。

『ミセス・ダウト』は、『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)や『ハリー・ポッターと秘密の部屋』(2002)で知られるクリス・コロンバスが監督を務め、ウィリアムズやブロスナンのほか、サリー・フィールドらが出演した。

ウィリアムズは2014年8月11日に63歳で死去した(検死の結果、自殺と断定)。妻であるスーザン・シュナイダー・ウィリアムズは、今年の3月のインタビューで、ウィリアムズは映画で演じるキャラクターとはかけ離れた“寡黙で知的な男性”であったと述べている。

シュナイダー・ウィリアムズは、「ロビンは寡黙で知的な男性で、ときどき冗談を言っていた。でも、主に彼を奮い立たせていたものは、その天才的な観察能力だった」と述べた。さらに、「彼が作品で演じるエネルギーを想像してみてほしい。誰もあんなふうに一日中ずっと演じることはできない。彼のエネルギーの強さの裏にある才能は、静かな時間があったから引き出すことができたのだと思う。彼は瞑想的で、観察能力がとても優れていたの」と語っている。