松坂桃李 × 吉高由里子 × 松山ケンイチ 『ユリゴコロ』本ビジュアル&予告編解禁

主演に吉高由里子を迎え、2012年大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートをはたし、出版業界の事件と呼ばれる“まほかるブーム”を巻き起こした沼田まほかるのベストセラー原作の映画化『ユリゴコロ』。『君に届け』(’10)、『近キョリ恋愛』(’14)などを手がけた熊澤尚人が監督を務め、これまでの作品とは一線を画す美しき衝撃作に挑む。この度、本作の本ビジュアルと予告編が新たに解禁された。

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とある一家で見つかる「ユリゴコロ」と書かれた一冊のノート。綴られていたのは、悲しき殺人者の記憶。これは誰が、何のために書いたのか。そしてこの家族の過去にはいったい何があったのか。数々の疑念の先に、運命をも狂わす驚愕の真実が突き付けられる−−。

予告編では「一冊のノートが、僕の人生を狂わせたんだ」という松坂桃李の言葉とともに、殺人者の記憶を辿る導入部が映し出されていく。吉高由里子演じる、「人の死」でしか満たされない絶望的な喪失を抱えた女が掴んだ、松山ケンイチ演じる男との運命的な出会い。ノートを通じてそんな過去の物語を辿っていく松坂桃李。主題歌を担当するRihwaの書き下ろし楽曲『ミチシルベ』とともに過去と現代のシーンが交錯し、吉高由里子、松坂桃李、松山ケンイチの三人が涙するシーンが映し出される。「あなたの優しさには容赦がありませんでした」という吉高由里子の最後の言葉が意味するものとは。そして三人に科せられた宿命とは?

『ユリゴコロ』
9月23日(土)より全国公開
監督・脚本:熊澤尚人 原作:沼田まほかる『ユリゴコロ』(双葉文庫)
出演:吉高由里子 松坂桃李 松山ケンイチ 佐津川愛美 清野菜名 清原果耶 木村多江
配給:東映 日活

STORY 物語は、[一冊の告白文]から始まるー。
ある家族。一人息子の亮介(松坂桃李)が実家で見つけた一冊のノート。「私のように平気で人を殺す人間は、脳の仕組みがどこか普通と違うのでしょうか。」異様な一文で始まるそのノートは、すべてが一人称で書かれた何者かの告白文であった。主人公は、美紗子と名乗る女(吉高由里子)。誰しもが生きていくために必要な“拠りどころ”、彼女のそれは“人間の死”であった。殺人という行為から逃れる術を持たず、絶望の日々を送る中、洋介(松山ケンイチ)という男が彼女の前に現れるのだが。過去と現在が交錯し、ノートに秘められた真相に迫っていく亮介。これは事実か、創作話か。誰が、何のために書いたのか。数々の疑念の先に、驚愕の真実が突きつけられる。

©沼田まほかる/双葉社 ©2017「ユリゴコロ」製作委員会