【J.K.ローリングvsトランプ】体の不自由な少年についてのトランプ批判ツイートをローリングが釈明するも謝罪はなし!

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The Wrap

「ハリー・ポッター」の作者で月曜に52歳になったJ.K.ローリングは、誕生日を謝罪に費やしたようだ。彼女は体の不自由な少年が握手を求めたのに、それを無視したとしてトランプ大統領をツイッターで責めていたが、それが事実でないことが判明した。The Wrapが伝えている。

月曜に発した一連の釈明ツイートによると、ローリングはトランプに謝っているのではなく、体の不自由な少年に対し、彼女が誤解したことについて謝っている。

「報道で流れていた、大統領に握手を求めて手をさしのべていたのに無視されてしまった車いすの少年についての私のツイートに関して、いろんな情報源によると、彼らの交流に関して私は必ずしも正確ではなかった」

「体の不自由な人々が見過ごされ、無視されているという問題について、私がとても敏感であることが影響してしまった。もし今回のことで少年や彼の家族が悲しむようなことがあったら、心からお詫びしたい。この件に関してのツイートは残すけれど、最初のものは削除する」とローリングは記した。

ローリングは先週、車いすの少年がトランプと握手しようとしていたのをトランプが無視したとツイート。トランプを誤って責めたことについて、SNS上で怒りを買っていた。

ローリングに対する批判を中心的にしたのは、イギリス人のジャーナリストのピアーズ・モーガンで、彼女のツイートを「口汚い」と言い、「J.K.ローリングはかわいそうだ。自分の間違いを認めないなんて。トランプに多くの欠点があるとしても、間違った攻撃は正当ではない」と週末にツイートした。

月曜に配信されたニュースサイトのコラムでモーガンは、ローリングがツイートした数時間後に公開されたトランプと車いすの少年が交流するビデオの全体を示し、トランプがほかの誰よりも先に少年に挨拶していると指摘した。

彼はまた、少年の母親のFacebookを示した。
「誰かローリングにメッセージを伝えてください。トランプは私の息子を冷たくあしらったりしなかった。そして息子は自分から握手してもらうために手を差し出したのでもない。(彼はまだ3歳なので握手がよくわかっていないし、最近手に入れた秘密のワッペンを見せびらかしていただけ)」

トランプに対して同じ文句を浴びせた他の人たちはツイートを削除したが、トランプに謝罪しないローリングに対してモーガンは、「不正にトランプをやっつけるよりも3歳の体の不自由な少年を使い続けたい。彼女の彼に対する盲目的な批判なんてそんなものさ」と非難した。

モーガンは月曜に投稿されたローリングの釈明に対しても、「彼女は実際に批判した相手(トランプ)には謝っていない」とツイートした。