『マイティ・ソー バトルロイヤル』新たな予告映像が公開!「ハルクがしゃべる?」キャスト陣が明かす新情報も!!

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Entertainment Weekly

サンディエゴで開催されていたコミコン2017で、マーベル映画『マイテイィ・ソー バトルロイヤル』の新たな予告映像が公開され、キャストたちが本作について語った。Entertainment Weeklyが伝えている。

『マイティ・ソー』シリーズ3作目となる本作は、クリス・ヘムズワース演じるソーとマーク・ラファロ演じるハルクがタッグを組み、ロキ(トム・ヒドルストン)やヴァルキリー(テッサ・トンプソン)の協力を得て、死の女神、ヘラ(ケイト・ブランシェット)の動きを阻止するというストーリー。

新たに公開された予告編は、コメディ要素も含まれており、映像の終盤ではソーとハルクのおもしろい掛け合いも見られる。ハルクが「ハルクは炎で、ソーは水だ」と言うと、ソーは「俺たち二人が炎だ」と訂正し、それに対してハルクが「ハルクの炎は猛烈だが、ソーの炎はくすぶっている」と言い返すと、ソーは呆れて笑っている。

予告編にはさらに、ジェフ・ゴールドブラム演じるグランドマスターも登場している。グランドマスターは、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)でベニチオ・デル・トロが演じたコレクターの兄弟であり、宇宙一の闘技場を管理しているキャラクターだ。

コミコン2017に登場したヘムズワースは、ラファロに対して「みんな君のことを心配していたよ!」と話しかけた。『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)で、ソーは故郷アスガルドへ戻ったが、ハルクは行方不明となっていた。そのため、アベンジャーズが集結した『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)にはソーとハルクは登場していない。しかし、『シビル・ウォー』でヒーローたちは決裂したので、ヘムズワースはここ数年間マーベル映画で出番がなかったことについて気にしていないようだ。

ヒドルストンは、『アベンジャーズ』(2012)や『マイティ・ソー』シリーズにヴィランとして登場したロキを再び演じる。シリーズ2作目となる『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)で、ロキは兄であるソーの故郷アスガルドの権力を握る。ヒドルストンは、「ソーが故郷に戻ると、アスガルドの異変に気づくんだ。ロキはアスガルドを支配してからずっと自己陶酔に浸っていたんだよ。あまり統治には興味がなくてね」と、ナルシシズムに酔うロキについて語った。また、ロキは世界の終焉“ラグナロク”をもたらす、ブランシェット演じるヘラに力を貸してしまうみたいだ。

これまでハルクは、その驚異的な破壊力と凶暴さによって恐ろしい存在として描かれてきたが、本作では闘技場で高い人気を誇るグラディエーターとして登場する。ハルクはヒーローとして敬意を払われているため、常にその姿のままであり、正体であるブルース・バナーという人間としての姿は数年間封印されているようだ。さらに、演じるラファロは、本作ではハルクはただ吠えるだけではなく台詞があると明かした。マーベル・スタジオの代表であるケヴィン・ファイギに対し、ラファロは情報を言い過ぎたかどうかを尋ねると、ファイギは「もう手遅れだよ」と答えた。その後、ラファロは「『バトルロイヤル』でハルクは話すかもしれないし、話さないかもしれない」と冗談まじりに発言をごまかした。

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は11月3日に日本で公開予定だ。

▼新ポスターも公開された!