【炎上その後】アンドリュー・ガーフィールド、“ゲイ発言”は誤って解釈されていると説明

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Entertainment Weekly

『アメイジング・スパイダーマン』や『ハクソー・リッジ』などに出演するアンドリュー・ガーフィールドは、「身体的な行為はしないけど、今はゲイだ」と発言したことで多くの人々から非難されたが、その後、自身の発言は文脈を無視して解釈されていると説明した。Entertainment Weeklyが伝えている。

ガーフィールドは「もちろん、決してそういう意味ではない」と当時のインタビューを振り返り、「そのときの話題は、僕が演じる役についてで、徹底的に役作りに取り組むことに僕がどれほど深く感謝しているかということだった。これはLGBTQのコミュニティに対するラブレターだ。“とても意義深い役を演じるためにどのような準備をしているのか”ということについて話していて、僕は実際に『できる限り深くのめりこむ』と答えたんだ」と説明した。

ガーフィールドは現在、ロンドンで公演されている舞台『エンジェルス・イン・アメリカ』で、エイズに感染した同性愛者であるプライアー・ウォルターという男性を演じている。ガーフィールドはその役作りの一環として、女装した男性がバトルするリアリティ番組『ル・ポールのドラァグ・レース』のエピソードを一気に観て同性愛者のカルチャーに没頭していると明かし、「身体的な行為はしないけど、今はゲイだ」と発言した。この発言を受け、LGBTQコミュニティの人々は、ガーフィールドは同性愛者が直面している問題を矮小化していると非難した。

その後のインタビューで、ガーフィールドは影響力のあるトニー・クシュナーの戯曲『エンジェルス・イン・アメリカ』で役を演じられることを名誉に思うと繰り返し述べている。『エンジェルス・イン・アメリカ』は、エイズが流行した1980年代を舞台に、LGBTQ問題に対する考え方を描いた作品だ。

ガーフィールドは、「世界がLGBTQコミュニティを中心に動くことが、僕の唯一の願いだ。僕がどんなことを言おうとしてもね」と付け加え、「LGBTQコミュニティに歓迎されていると感じることは重要だ。僕の発言の意図は、この役を精一杯演じることが自分の本望で、大好きな文化に没頭しているということだったんだ」と述べている。