『X-MEN:アポカリプス』の初日舞台挨拶に「X-MEN」シリーズ史上最大の敵、アポカリプスの日本語吹替を担当した松平健が登壇。大ベテランで近寄り難い雰囲気すら漂う松平だが会見中は“すごくいい人”を思わせるコメントばかりだった。
1.ウソはつかない
実際に江戸時代に使われていたという大名駕籠(かご)に乗って登場したマツケン。感想を聞かれると、
「大名駕籠なのにエッサホッサって(笑)。乗り心地は・・・……言葉にちょっとならないですね。。」
と、正直な回答で観客を笑わせた。
2.オリンピックもすごく見てる
本日の衣装は金の法被。金メダルが続出しているオリンピックについて話題を振られると、
「体操の団体も水泳もすごい。愛ちゃんは惜しくもメダルを逃しましたがベスト4ということで素晴らしいです」
とスラスラ出てくるあたり、ちゃんと見て応援している感じが伝わってきた。
3.作品の世界観を大切にする
実写の吹替えも初めてというマツケンは、英語を話している口に日本語を合わせるのに苦労したんだとか。「悪役も初めてですよね?」という質問には、
「アポカリプスは悪役ではなく“神”なんです。乱れた世界を破壊して基に戻す。いわゆる建て直しですね。」
と、あくまで“神”で統一しているアポカリプスの設定をきちんと説明。ユーモアたっぷりで映画を観に来た観客を存分に楽しませていた。