『ワンダーウーマン』ファンイベントに元祖日本のワンダーウーマン由美かおる登場!クリス・パインの入浴シーンに「パーフェクト」

8月25日(金)に全国公開される『ワンダーウーマン』の日本最速ファンスクリーニングが7月4日に行なわれ、上映後のトークイベントにアメコミ評論家の光岡三ツ子、「秘密結社 鷹の爪団」で知られるアニメーション監督のFROGMAN、そしてスペシャルゲストとして80年代に日本で放送されたリンダ・カーター主演のドラマ版『赤い旋風!ワンダーウーマン』でヒロインの声と主題歌を担当した由美かおるが登壇した。

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まず初めに登場したのは光岡とFROGMAN。作品を観終わった後の感想を聞かれたFROGMANは「『DCスーパーヒーローズ vs 鷹の爪団』という作品をつくっている最中なのですが、僕のシナリオでは初めワンダーウーマンはニコリともしない冷酷無比でクールなキャラだったんです。でもこないだ試写を観たら、とてもキュートで天然で純粋。慌ててシナリオを書き直しました(笑)」とコメント。

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一方の光岡は「予想を完全に裏切られました。最初は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』に登場したワンダーウーマン同様、かっこいいイメージを持ってたんです。でも、『ワンダーウーマン』では彼女が人間の世界で初めてアイスクリームを食べて感激するんです。原作コミックにも同じシーンがあるのですが、とても人間味にあふれていて、すごく好きなシーンです」と感動したという。

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ワンダーウーマンを演じたガル・ガドットについては「これほどまで似合う人がいるのかと感心しました。包容力もあってワンダーウーマンに最も近い人だと思います」と光岡。FROGMANは「今回の舞台は第一次大戦。イスラエル出身のガル・ガドット演じるワンダーウーマンが敵であるドイツ人と戦うシーンを観ると、彼女の出自にも意味があるように思えてきますね」と語った。

本作の監督は女性のパティ・ジェンキンス。光岡いわく女性ならではの視点から撮られているシーンも多かったという。「女性をこびたような感じではなく、魅力的に撮っていますよね。戦闘シーンの最中なのに、トレバー(クリス・パイン)との恋愛シーンが描かれたり」と注目シーンを挙げると、「あそこは絶対『カサブランカ』のオマージュ」とFROGMANも反応した。

ここでMCの呼び込みで『赤い旋風!ワンダーウーマン』の主題歌と共に由美が登場。作品の感想を聞かれると「素晴らしかった。彼女は自立した強い女性、今の時代に必要な存在のように思いました」と絶賛。「アクションも完璧で最高。早く多くの人に観てほしい」と付け加えた。

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由美といえば『水戸黄門』でお馴染みの入浴シーン。MCからトレバーの入浴シーンについて聞かれた彼女は「自然体で恥ずかしがっているところも良かった。パーフェクト。100点」と褒めたたえた。「勧善懲悪なところ。悪を倒していくうちに人間には愛が大切ということに気づく姿に感動しました」と力説し、イベントを締めくくった。

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『ワンダーウーマン』
2017年8月25日(土)3D/2D/IMAX 全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
監督:パティ・ジェンキンス
出演:ガル・ガドット、クリス・パイン

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