“メイド・イン・ジャパン”のヒーローを総製作費120億円の圧倒的スケールで描く『パワーレンジャー』が7月15日（土）より全国公開。本作の公開を前に、主人公レッドレンジャー役のデイカー・モンゴメリー、ピンクレンジャー役のナオミ・スコット、ディーン・イズラライト監督が来日。7月3日、東京・国技館で吹替声優の勝地涼、広瀬アリス、鈴木達央、山里亮太、古田新太らとともにジャパンプレミアに出席した。
MCの呼びかけで華々しく登場したのは、レッドレンジャー役のデイカー・モンゴメリーと、ピンクレンジャー役のナオミ・スコット。デイカーは「10年ぶりの来日。まだ24時間しか日本にいないのですが、すでにたくさんの美味しい素晴らしい食べ物をいただきました」と笑顔で挨拶。一方、初めての来日したというナオミは「本作を皆さんと一緒にシェアできてとても嬉しい」と笑顔で語った。
続いて登場したのは、レッドレンジャーの吹き替えを担当した勝地涼と、ピンクレンジャー役の広瀬アリス。初めてのレッドカーペットに緊張気味の広瀬は「すごく緊張しますが、こんなにたくさんの人が来てくれて幸せです」とコメント。続けて勝地は「ロサンゼルスのワールドプレミアに参加した時はすごい熱狂と熱量だったので、今日のジャパンプレミアも皆さんで盛り上げてください。お願いします！」と会場に詰めかけたファンに呼びかけた。本作の見どころについて聞かれた勝地は「僕が小さい頃に観ていたのが『恐竜戦隊ジュウレンジャー』（’92）でした。僕も30歳を越えて、結婚している人も子供がいる人もいると思うんですけど、親子で一緒に観に行っていただいて、子供について行ったつもりが、最終的にはお父さんが興奮して帰るみたいな感じになれば」と自身の思いを語った。
続いて登場したのは、元レッドレンジャー・ゾードン役の古田新太、ブラックレンジャー／ザック役の鈴木達央、5人をサポートするおしゃべりなロボット・アルファ5役の山里亮太（南海キャンディーズ）。今の気持ちを聞かれた古田が「なんとなく立ってます」と会場を沸かせると、鈴木は「どうしたらいいかわからないので、なすがままにされてます」と緊張した様子。続いて山里は「レンズが僕の方をまだ一回も向いてないですけど」と自虐的な笑いで会場を沸かせた後、「私と古田さんの宇宙語の会話をぜひ皆さん観ていただきたい」と語ると、古田は「俺、（役が）壁ですからね。めちゃくちゃ難しかった」と会場を笑いに包んでいた。
なんとなんと、次に登場したのが、パワーレンジャーのベースとなった『恐竜戦隊ジュウレンジャー』ゲキ／ティラノレンジャー役の望月祐多と、現在放送中の『宇宙戦隊キュウレンジャー』のラッキー／シシレッド役の岐洲匠。望月が「25年前にジュウレンジャーをやらせてもらって、光栄に思ってます」と感慨深けに語ると、現役レッドとして活躍する岐洲は「子供の頃から今でもスーパー戦隊が大好きなので、とても嬉しいのと、ハリウッドから日本に戻ってきたということで、ちょっと羨ましいですね」と、にっこり。
↓宇宙戦隊キュウレンジャーのラッキー/シシレッド役の岐洲匠
↓恐竜戦隊ジュウレンジャー、ゲキ／ティラノレンジャー役の望月祐多
『パワーレンジャー』に期待することは？という質問に、岐洲は「とにかく迫力がすごくて面白かったので、続編がすでに気になってます。もし続編があるなら、もっとアクションシーンを観たいと思います」と続編への期待を語った。一方、望月は「スーパー戦隊ものが40年以上続けてこられて、ハリウッド映画として帰ってきて、すごいことだと思う。50年、100年と続けていただいて、また続きを観たいです。現役の方もがんばってください」と、岐洲の手をしっかりと握りしめた。
↓ディーン・イズラライト監督もご挨拶
↓ペシャルパワーアンバサダーに就任されたアントニオ猪木も登場！
↓最後にはレッドレンジャーが登場し、レッドカーペットを締めくくった
『パワーレンジャー』
2017年7月15日（土）全国公開
監督：ディーン・イズラライト
脚本：ジョン・ゲイティンズ アシュリー・ミラー
音楽：ブライアン・タイラー
製作総指揮：アリソン・シェアマー ブレント・オコナー
出演：デイカー・モンゴメリー ナオミ・スコット RJサイラー ベッキー・G ルディ・リン ビル・ヘイダー ブライアン・クランストン エリザベス・バンクス
吹き替え声優：勝地涼 広瀬アリス 杉田智和 水樹奈々 鈴木達央 沢城みゆき 山里亮太 古田新太 山里亮太（南海キャンディーズ）
配給：東映
(c)2017 Lions Gate TM&(c) Toei & SCG P.R.
