『ヨコハマメリー』の中村高寛監督11年ぶりの長編ドキュメンタリー! 『禅と骨』完成披露プレミア上映会を開催!

このたび、『ヨコハマメリー』の中村高寛監督11年ぶりの長編ドキュメンタリー『禅と骨』が9月2日(土)よりポレポレ東中野、キネカ大森、横浜ニューテアトル他全国にて順次公開。これを記念して横浜市開港記念会館100周年イベントにて上映会を開催する。
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2006年に公開され大ヒットを記録したドキュメンタリー『ヨコハマメリー』の中村高寛監督が11年ぶりに放つ最新作は、横浜生まれの“青い目の禅僧”ヘンリ・ミトワを追ったドキュメンタリー。1918年、アメリカ人の父と日本人の母の間に生まれた日系アメリカ人であるヘンリ・ミトワは、日本文化をこよなく愛し、茶道・陶芸・文筆にも優れた才能を発揮、世界遺産に登録されている京都嵐山・天龍寺の禅僧として晩年を過ごしていた。しかし80歳を目前に突如、童謡「赤い靴」の映画化を宣言、長年追い求めた夢の実現に動きだす。家族や周辺の人々を巻き込みながら、これまで築き上げてきた“青い目の文化人”という地位から大きく逸脱していく様を、ヘンリの波乱に満ちた人生と絡めながら、ドラマ、アニメなど、様々なジャンルを駆け巡る異色のドキュメンタリー映画として、中村監督が8年の歳月を費やして完成させた。

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このたび『禅と骨』の公開を記念し、2017年7月1日に開館100周年を迎える横浜市開港記念会館の記念イベントとして、7月23日(日)にシンポジウム付きの完成披露プレミア上映会を、昼の部/夕方の部の2回にわたり開催する。13時からの昼の部では、田原総一朗氏(ジャーナリスト)、森達也氏(映画監督、作家)の2名をゲストにお招きし、「ドキュメンタリーってなんだ?」をテーマにした内容で展開予定。『禅と骨』の奥行きや魅力について分析、ひいては表現行為としてのドキュメンタリー作品の在り方、可能性についての考察を、中村高寛監督とそれぞれの視点を持ったゲストが語り尽くします。
そして17時からの夕方の部では、鹿島茂氏(フランス文学者)、林海象氏(映画監督、プロデューサー)が登壇。「私たちの映画愛」をテーマに、著作『甦る昭和脇役名画館』でも深い映画愛を披露している鹿島氏、本作品のプロデューサーでもある林氏、中村監督による熱きトークバトルが行われる予定です。

『禅と骨』公開記念イベント詳細

横浜市中区制90周年・開港記念会館100周年記念事業
『禅と骨』完成披露プレミア上映会

〇企画概要
横浜を舞台に描き、数々の賞、大ヒットを記録したドキュメンタリー映画『ヨコハマメリー』。その中村高寛監督が再び8年の歳月を要し、横浜の地を舞台に発進し、撮り上げた渾身の新作『禅と骨』。本作の完成と公開を記念し、横浜市開港記念会館においてプレミア上映会を開催する。

〇開催日程・場所
日時:2017年7月23日(日)昼の部:13時~16時/夕方の部:17時~20時
※各部とも、映画上映(127分)及びシンポジウム(60分)を予定
会場:開港記念会館講堂(神奈川県横浜市中区本町1-6)
料金:2,000円(税込)
チケット販売:イープラス(パソコン/スマートフォン/携帯共通)
昼の部 http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002230542P0030001
夕方の部 http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002230549P0030001
主催:トランスフォーマー
共催:横浜市中区役所

〇プログラム
昼の部13時~16時
ゲスト/田原総一朗(ジャーナリスト)、森達也(映画監督、作家)
進行/中村高寛監督
タイトル/『ドキュメンタリーってなんだ?』
『朝まで生テレビ』『サンデープロジェクト』などにおいてテレビ・ジャーナリズムの新境地を切り開く一方、 かつては数々のドキュメンタリー番組を輩出してきた田原総一朗。
「フィクションとノンフィクションに境はない」を基調に、『A』『ドキュメンタリーは嘘をつく』『FAKE』を制作するドキュメンタリー監督、森達也。
このお二方をお招きして、本作品の持つ奥行きや魅力についてを分析、ひいては表現行為としてのドキュメンタリー作品の在り方、可能性についての考察を深めていく。

夕方の部17時~20時
ゲスト/鹿島茂(フランス文学者)、林海象(映画監督、プロデューサー)
進行/中村高寛監督
タイトル/『私たちの映画愛』
年間400本のペースで若き頃に映画を鑑賞し、後に『甦る昭和脇役名画館』を刊行。
造詣の深い映画愛を展開するフランス文学者の鹿島茂。
『夢みるように眠りたい』『アジアンビート』『私立探偵濱マイク』シリーズの監督にして、本作品のプロデューサーである林海象。
プロデューサー、監督、文学者とのトークバトルにおいて、本作の持つ重層的テーマを文学的かつ多角的に紐解いていく。

<中村高寛監督 プロフィール>
1997年、松竹大船撮影所よりキャリアをスタート、助監督として数々のドラマ作品に携わる。99年、中国・北京電影学院に留学し、映画演出、ドキュメンタリー理論などを学ぶ。06年に映画『ヨコハマメリー』で監督デビュー。横浜文化賞芸術奨励賞、文化庁記録映画部門優秀賞、ヨコハマ映画祭新人監督賞・審査員特別賞、藤本賞新人賞など11個の賞を受賞した。またNHKハイビジョン特集『終わりなきファイト“伝説のボクサー”カシアス内藤』(10年)などテレビドキュメンタリーも多数手掛けている。

『禅と骨』
9月2日(土)より、ポレポレ東中野、キネカ大森、横浜ニューテアトルほか全国順次公開
監督・構成・プロデューサー:中村高寛
ドラマパート出演:ウエンツ瑛士 余貴美子 利重剛 伊藤梨沙子 チャド・マレーン 飯島洋一 山崎潤 松浦祐也 けーすけ 千大佑 小田島渚 TAMAYO 清水節子 ロバート・ハリス 緒川たまき 永瀬正敏 佐野史郎
ナレーション:仲村トオル
配給:トランスフォーマー

STORY 京都嵐山・天龍寺。世界遺産にも登録されているこの名刹に、一風変わった禅僧がいた。名はヘンリ・ミトワ。1918年、横浜でアメリカ人の父と新橋の芸者だった母の間に生まれた日系アメリカ人である。1940年、単身渡米。戦時中は敵性外国人として、日系人強制収容所で過ごした。戦後、ロサンゼルスで幸せな家庭を築き、1961年、帰国。時代の波に翻弄されながらも、日本文化をこよなく愛し、茶道・陶芸・文筆にも優れた才能を発揮したヘンリは、古都の多彩な文化人や財界人に囲まれ、悠々自適の晩年を楽しむ…はずだった。
「“赤い靴”をモチーフにした映画を作りたい!」、80歳を目前に突如、追い求めた夢によって、家族や周辺の人々を巻き込み、彼が築き上げてきた“青い目の文化人”という地位から大きく逸脱していく…。

(c)大丈夫・人人FILMS