「皆は殺すが、僕は助けたい」 映画『ハクソー・リッジ』、主人公が信念を語る本編映像が解禁

本年度アカデミー賞®2部門受賞&6部門ノミネートされ、各賞34部門受賞、102部門ノミネートされた『ハクソー・リッジ』。本日6月24日、待望の日本公開を迎えた『ハクソー・リッジ』から、主人公デズモンド・ドスが、胸に秘めた信念を語る衝撃の本編映像が解禁された。

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良心的兵役協力者として75人もの負傷兵を救出したドスを演じているのは、マーティン・スコセッシ監督作品『沈黙−サイレンス−』で高く評価され、本作の演技で自身初となるアカデミー賞®《主演男優賞》にノミネートを果たしたアンドリュー・ガーフィールド。第2次世界大戦が激化する中、陸軍に志願したドスが、「武器を持たない」ことを宣言し、命令拒否者として軍事裁判にかけられる衝撃シーン。アンドリュー渾身の演技が堪能できる本編映像だ。

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「故郷の2人の男が、(徴兵)審査で不合格になり自殺しました」と話し始めるドス。「軍需工場で働いていたので、兵役は免除されましたが、他の人たちが戦争で死んでいるのに、僕だけ家にいることは出来ません。衛生兵になって戦おうとしました」と、静かに胸に秘めた決意を語る。ドスの視点の先では、「戦争は人を殺すもの」とする上官のグローヴァー大尉(サム・ワーシントン)とハウエル軍曹(ヴィンス・ヴォーン)がその言葉に耳を傾けている。そして、決して武器を持たないと誓ったドスは、「皆は殺すが、僕は助けたい。人と人とが殺し合う中で、1人ぐらい助ける者がいてもいい」と、目に涙を浮かべながら固い信念を自分の言葉で伝える。
この後、軍事裁判は思わぬ人物の登場によってドスの主張が認められる。1945年5月、ドスはグローヴァー大尉に率いられた第77師団の一員として難攻不落の激戦地ハクソー・リッジに到着する。だが、ドスの前にはさらに過酷な戦いが待ち受けているのだった…。

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なぜ、ドスは武器を持つことを拒んだのか? なんのために、命を救い続けたのか? そしてどうやって、奇跡を成し遂げたのか? 想像を絶する至近戦が繰り広げられた戦場で、彼の行動がいかに勇気のあるものだったのか──。
ドスは「どんな状況に置かれても、決して自分を曲げない」人だと語るアンドリュー・ガーフィールド渾身の演技は、誰の胸をも熱くする。今、時を越えて、戦場の常識を変えた男デズモンド・ドスからの熱いメッセージが届く。実話から誕生した驚愕と感動の物語。

メル・ギブソンとアンドリュー・ガーフィールドが強力タッグで挑んだ衝撃の感動作『ハクソー・リッジ』は、TOHOシネマズ スカラ座ほか、大ヒット上映中!

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緑豊かなヴァージニア州の田舎町で育ったデズモンド・ドスは、第2次世界大戦が激化する中、陸軍への志願を決める。先の大戦で心に深い傷を負った父からは反対され、恋人のドロシーは別れを悲しむが、デズモンドの決意は固かった。だが、訓練初日から、彼のある“主張”が部隊を揺るがす。衛生兵として人を救いたいと願うデズモンドは、「生涯、武器には触らない」と固く心に誓っていたのだ。上官と仲間の兵士たちから責められても、デズモンドは頑として銃をとらない。遂に軍法会議にかけられるが、思いがけない助けを得て、主張を認められたデズモンドは激戦地の〈ハクソー・リッジ〉へ赴く。そこは、アメリカ軍が史上最大の苦戦を強いられている戦場だった。1歩、足を踏み入れるなり、目の前で次々と兵士が倒れて行く中、遂にデズモンドの〈命を救う戦い〉が始まる──。

『ハクソー・リッジ』
2017年6月24日(土)より、TOHOシネマズ スカラ座ほか全国ロードショー
監督:メル・ギブソン
出演:アンドリュー・ガーフィールド サム・ワーシントン ルーク・ブレイシー テリーサ・パーマー ヒューゴ・ウィーヴィング レイチェル・グリフィス ヴィンス・ヴォーン
配給:キノフィルムズ

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