フランス映画祭2017オープニングセレモニー&『The Midwife(英題)』舞台挨拶カトリーヌ・ドヌーヴ全発言

フランス映画祭2017オープニングセレモニーでは、フランス映画祭2017団長として「こんばんは。私はこちらにお伺いすることが出来て大変うれしく思っております。25回目となる映画祭の団長を務めることができ、大変感動しておりますし、今年もフランスの映画を皆さんにお見せすることができます。今回は11作品が選ばれておりますが、そのうちの4作品が女性監督のものであります。これは大変新しいことであり、私はこのチョイスに感動いたします」と語ったカトリーヌ・ドヌーヴが、そのオープニング作品『The Midwife(英題)』の舞台挨拶にマルタン・プロヴォ監督と共に登壇した。

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マルタン・プロヴォ監督は「この作品では自由な女性、そして自分の殻に閉じこもってしまった自由でない女性が出てきます。その女性たちが、私がカトリーヌ(・ドヌーヴ)を見出したように、互いを見出していく映画であります。今回その上映に際して彼女と来日できたことを大変うれしく思っております」と挨拶。

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カトリーヌは「この映画ですけれども、皆さんを感動させ笑わせてくれる映画だと思います。人生について、命とは何か、死とは何かを感じさせる映画です。それらを、いつもとはちょっと異なる切り口で内容を伝えていますので、皆さん上映を楽しんでください。そして4日間の映画祭で素晴らしい体験をすることが出来ると思います。このフェスティバルを楽しんでください。ありがとうございました」と団長らしい言葉で締めくくった。

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フランス映画祭2017
2017年6月22日(木)~25日(日)
会場:有楽町朝日ホール、YOHOシネマズ日劇
主催:ユニフランス
unifrance.jp/festival/2017/
『The Midwife(英題)』(配給:キノフィルムズ)は2017年12月シネスイッチ銀座ほかで公開予定