長瀬智也主演『空飛ぶタイヤ』に高橋一生が出演決定&スペシャルインタビュー公開!

3月の情報解禁以来、原作は累計140万部を突破し、各所で「絶対に観たい!」と話題になっている、2018年公開・長瀬智也主演『空飛ぶタイヤ』(池井戸潤原作、講談社文庫・実業之日本社文庫刊)。5月のディーン・フジオカ出演決定のニュースに続き、この度、超豪華キャスト第3弾として、高橋一生の出演決定が解禁。スペシャルインタビューも公開された。

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ある日突然起きたトラックの脱輪事故。整備不良を疑われた運送会社社長・赤松徳郎(長瀬智也)は、トラックの欠陥に気づき、製造元である大手自動車会社のホープ自動車に再調査を要求。遅々として進まない調査に苛立った赤松は、自らの足で調査を開始する。一方、ホープ自動車のカスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)は赤松からの再三の再調査要求を疎ましく思いながらも、自らも調査内容を疑問に思い調べていく内に、会社がひた隠す、重大な事実に気づいてしまう。過去にも行われていた「リコール隠し」。それは二度とあってはならないことだった。

高橋が演じるのは、大手ホープ銀行の本店営業本部でグループ会社であるホープ自動車の担当をしている井崎一亮(いざきかずあき)。ホープ自動車の経営計画に疑問を感じ、自らも調査を開始する。グループ会社内のいざこざに巻き込まれるも、冷静沈着に本質を見失わず、心に熱い正義を持っている男という役どころ。赤松と沢田と直接対決することはないが、物語の大きな軸の一つとなっている存在だ。

高橋は本木克英監督組には初参戦。長瀬とは「池袋ウエストゲートパーク」(’00/TBS)「ハンドク!!!」(’01/TBS)に続き3度目の共演。ディーンとは初共演だが、ドラマ「鉄の骨」(’10/NHK)「民王」(’15/EX)に続き、3度目の池井戸潤原作作品への出演となる。

高橋の起用理由について、本作の矢島孝プロデューサーは、「沈着冷静に物事を判断しようとする眼力の強さと佇まいで、登場しただけで鮮烈な印象を残せると
思い、オファーさせていただきました」と語る。

【高橋一生 特別インタビュー】

Q1:オファーを受け、脚本を読んだ時のお気持ちは?

高橋:池井戸さんの初映画化作品、しかも社会派人間ドラマということで純粋に嬉しかったです。
脚本を読んだ時に、あれだけ長い原作なのにシェイプされ、かつ原作に忠実で、非常に映画的なつくりも踏襲されているのではないかと思いました。

Q2:池井戸作品への出演は3作品目ですが、意気込みは?

高橋:勝手にご縁を感じてしまっています。池井戸さんの描く社会的な要素や人間の本質だったりするものが、社会を通して浮き彫りになっていく作品が多いので、出演させていただくことは役者冥利につきます。

Q3:現場の雰囲気、また本木組は初参加ですかいかがでしょうか?

高橋:しっかりとお芝居を観てくださっています。監督だけではなく、スタッフ皆さまが役者に合わせて動いてくださるので、恵まれた環境だなというのが第一印象です。監督には安心して委ねられるので、今まで通り役と向き合って、今まで通り作品と向き合う、素敵な環境を用意してもらってます。

Q4:井崎という男はどういう役柄でしょう?演じてみてどうでしたか?

高橋:秘めたる熱量がとても強い男だと思います。外向きはそこまで見えないですが、本質は熱い信念を持っているので、そのあたりをしっかりと演じ切れたんじゃないかなぁ…という過大評価はできないですが(笑)。でも監督がOKと言ってくださったのでそれを信じます!

Q5:公開に向けて皆さまに一言お願いします。

高橋:社会派というと定義づけられてしまうかもしれませんが、色々な人間が描かれていて、余すことなくそれぞれの人の魅力が描かれています。しっかりとした人間ドラマになっていますので、是非来年の公開を楽しみにしてくださったら嬉しいです。

【本木克英監督コメント】

作らない演技によって強烈なリアリティーを打ち出す、独自の境地を得た俳優だと思います。低音の美声と、不意に見せる笑顔に世の女性たちが魅了されている理由がよくわかりました。

【矢島孝プロデューサーコメント】

沈着冷静に物事を判断しようとする眼力の強さと佇まいで、登場しただけで鮮烈な印象を残せると思い、オファーさせていただきました。

『空飛ぶタイヤ』
2018年全国公開
監督:本木克英 原作:池井戸潤「空飛ぶタイヤ」(講談社文庫、実業之日本社文庫刊)
出演:長瀬智也 ディーン・フジオカ 高橋一生
配給:松竹

(C)2018「空飛ぶタイヤ」製作委員会