熊川哲也、“愛が大事!”パッションに共感!『フェリシーと夢のトウシューズ』日本語吹替え版に出演決定!

『最強のふたり』の製作陣が初のアニメ映画に挑み、『カンフー・パンダ』『マダガスカル』などの名作アニメーションを世に出してきたアニメーター、パリ・オペラ座の芸術監督が集結! 花の都パリを舞台にバレリーナになることを夢見る少女の物語を描いた『フェリシーと夢のトウシューズ』が8月12日(土)より全国公開となる。土屋太鳳が声優を務める主人公フェリシーの情熱と可能性を見い出し、厳しくも見守り続けるパリ・オペラ座 バレエ学校のカリスマ指導者メラントゥ役を、世界的バレエダンサーの熊川哲也が務めることになった。

熊川_メラントゥ

東洋人として初めて英国ロイヤル・バレエ団に入団した熊川は、史上最年少でソリストに昇格し、その後プリンシパルに任命される。数々のバレエ団に客演で話題を呼び、98年に英国ロイヤル・バレエ団を退団。そして99年、Kバレエカンパニーを創立しバレエダンサーとしてのみならず芸術監督として、日本のバレエ界を牽引し続け、現在は次世代の発掘にも力を入れている熊川。これ以上の適任はいないまさに、夢のキャスティングが実現した。

熊川は、「(今回のオファーについて)声優は経験したことがなかったので興味はありましたけれど、僕のすべてであるバレエという題材と、僕自身もたくさんの生徒を教えていますので、フェリシーのバレエへのひたむきな情熱や、夢や希望へ向かっていく姿が心に染みました。いちばん驚いたのがダンサーの動き。作品のクオリティの高さは感じましたが、デフォルメをしつつ、非常にしっかりしていながらも可愛らしい動きに驚きました」とコメントを寄せる。演じる役柄について、自身も指導者という立場から「(指導者は)根底に愛がなくてはいけないと思う。バレエに対する愛はもちろん、人間愛が必要だと思います。子供たちは敏感なので嘘をつけないし、バレエの厳しさや現実を教えるのは、自分自身も苦悩している場面があり、同じような経験をしています。この映画は、そんな中でも奮闘するフェリシーがとても可愛らしく、ほっこりして癒されました。子供だけではなく、教育に携わる人、芸術家、子供をもつ親、すべての大人たちが共感できるシーンがあると思います」と熱い思いを語った。

フェリシー_メイン

『フェリシーと夢のトウシューズ』は、19世紀末のフランスを舞台に、パリ・オペラ座でバレリーナになることを夢見て施設を飛び出した、ひとりの少女の物語。パリの息づかいが感じられる風景の中、セーヌ川にかかる橋の上で、建設中のエッフェル塔で、軽やかに跳び、優雅に踊るフェリシー。アニメーションだからこそ描けた、彼女の魔法のようなきらめき、躍動感に目も心もすべてを奪われるはず。

自分の限界に挑戦し、何度でも立ち上がる前向きな彼女の姿に、夢を忘れかけた大人も、夢を追いかけている真っ最中の子どもたちも、観れば心が躍り出す、感動のエンターテイメントとなっている。

『フェリシーと夢のトウシューズ』
8月12日(土)、新宿ピカデリーほか全国ロードショー
監督:エリック・サマー エリック・ワリン
声の出演:エル・ファニング デイン・デハーン カーリー・レイ・ジェプセン
日本語吹替え:土屋太鳳 黒木瞳 夏木マリほか
配給:キノフィルムズ

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