【スピルバーグ批判→謝罪】女優のエリザベス・バンクスがスティーブン・スピルバーグに「彼は女性が主人公の映画を一度も撮っていない」と間違い発言!!

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The Wrap

The Hollywood Reporter

『ピッチ・パーフェクト』『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのエリザベス・バンクスは、水曜日に女性とハリウッドの厳しい現実について語り、そこにはハリウッドの大御所監督であるスティーブン・スピルバーグに対する批判も含まれていた。The WrapやThe Hollywood Reporterが伝えている。

非営利団体Women in Filmからの賞を受けたバンクスは、業界における女性の物語の少なさと、こういう話をするために招待される女性の数の少なさに対する不満を述べた。

「私は今までスティーブン・スピルバーグが作った『インディ・ジョーンズ』や『ジョーズ』など、彼のすべての映画を見に行ったわ。だけど彼は女性が主人公の映画を作ったことがないのよね。申し訳ないけど、スティーブン、あなたのことを悪く言うつもりはないけど、これは事実よね」とバンクスは会場に集まった人々に言った。

実際には、スピルバーグは30本の映画を監督しているが、1作だけ女性が主役の作品を撮っている。それは1985年の『カラー・パープル』だ。会場でシャリ・ベラフォンテがそのことをバンクスに指摘したが、彼女は無視して続けた。

しかし、バンクスは木曜日の午後、自身の発言に誤りがあったことを知ってツイッターで釈明し、スピルバーグに謝罪した。


「私は混乱して間違ったみたい。Women in Film賞の場でスピルバーグの話をしたときに、私は彼の映画について不正確にコメントして、濡れ衣を着せてしまったの。最初からちゃんと明らかにして、自分の言ったことに完全に責任をとりたいと思うし、謝りたいの。私がコメントしたとき、スティーブンが監督した最近の作品の事を考えていたの。アイコン的な存在である『カラー・パープル』の重要性を軽視したつもりはまったくないの。シャリ・ベラフォンテが私の間違いを正してくれようとしたときに、彼女のことを軽くあしらったような印象を与えたことで、状況をより一層悪くしてしまったわ。舞台裏でシャリと話し、彼女は親切にも私を許してくれたの。映画を監督したりプロデュースするという特権と名誉を与えられた人々は、自分の間違いについて説明する必要があるわ。例え、それが多様性についてであっても、不正確な発言についてであっても。ほんとうにごめんなさい」

バンクスは水曜日の授賞式で、「私がここにいる理由の一つは、私が初めて監督した『ピッチ・パーフェクト2』が2億8700万ドルも稼いだからなの」と話していた。彼女は、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのリブートも監督する予定になっている。