1日のカイロ消費量100枚以上!? 極寒すぎた『トモダチゲーム 劇場版』撮影現場

『別冊少年マガジン』連載中で、2017年4月に実写ドラマ、そして先週6月3日(土)より初日を迎えた劇場版第1弾映画『トモダチゲーム 劇場版』。6月10日(土)、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場(東京)にて舞台挨拶が開催され、舞台挨拶には、大倉士門、根本凪、上野優華、天月、シルクロード、浦上晟周、ンダホ、永江二朗監督が登壇した。

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登壇者のコメント

大倉:撮影中は金髪に染めていたのですが、「カツラ疑惑」までささやかれて、ネットで叩かれたりしました(笑)。普段からおちゃらけキャラだけど、撮影中はよりおちゃらけるよう意識して、役作りに励みました。撮影現場はとにかく寒くてカイロを何枚も貼って演じました。主演の吉沢君は、15枚位貼っていて、現場全体での一日のカイロ消費量は100枚以上だったらしいです(笑)。極寒現場にもかかわらず、寒さをまったく感じさせないみんなの演技はすごいですし、出演者たちとの和気あいあいとしたシーンをぜひ観て欲しいです。そして、劇場版は原作ともドラマとも違う! ので、ぜひ何度も劇場で観てほしいです!

根本:寒くて寒くて…。脇の下にカイロを貼るととっても温かくなる!そんなことを知ることができた現場でした!キャラクターそれぞれのささいな表情の変化から、推理を楽しんでほしいです!

上野:今回、奇抜なキャラクターということもあり、金髪にしてみたりテンション高く演じられるよう心がけました。それに、狭い空間で久保田さんとの2人芝居が多かったのですが、久保田さんがムードーメーカーな存在だったので、しんどい時も笑わせてくれました。この作品は、みんなの会話のテンポ感に注目してほしいです。シーンによって、会話のテンポの違いから緊張したり、ほんわかしたりしますので。また、楽曲も提供させていただきましたが、主題歌を担当された天月さんとは反対に、友情が壊れていくようなシーンを見た後でも、あったかい気持ちになってもらえたらいいなという想いを込めて作り歌いました。音楽にも耳を傾けて頂きたいです。

天月:画面には映らないけど、マナブに寄せるべく、実は頑張って太りました。マナブは見た目は可愛らしいけど、発する言葉はかなり鋭いので、ふざけた声をひたすら出していた気がします。とにかく意地悪なキャラクター(マナブ)を演じたので、皆さんのリアクションが楽しみです。そして、主題歌も担当していますが、僕自身が原作のマンガファンでもあったので、マンガで描かれているような心理戦を歌詞にも落とし込み、衝撃を与えられるような世界観の曲にしようと思って書き下ろしました。

浦上:撮影中、髪を赤く染めていたので、毎日ホテルの白いタオルをピンク色に染めてしまいました。ホテルの人ごめんなさい。。。本作で演じるまでは、いじめられる役が多かったので、今回は新しい挑戦でした。キャラクター作りは、監督のアドバイスがとても役に立ちました。絶対また見たくなる内容になっているので、何度でも劇場に足を運んで頂きたいです。

シルクロード:寒い現場なのに、僕の衣装は半袖半ズボン。脇にカイロを貼ることができず残念な状況でした(笑)。今回初めての演技で、セリフも聞いていたより多くて苦労しましたが、とにかくがむしゃらに頑張りました。キレやすいキャラクターを演じたのですが、演技中、本気でキレかけたことがあったのを思い出しました(笑)。そして、女性と絡むシーンがあるのですが、とにかく恥ずかしくて…監督からは「恥ずかしそうにしてください」と言われたのですが、言われなくても恥ずかしかったので、そのままの自分で演技していました。

ンダホ:クラスによくいる嫌な奴になろうとして、「番長」というあだ名がつきました。体が大きいので用意してもらった学生服が入らなくなるなど、ハプニングもありました。本作は、とくに登場人物と同年代の人は、学校で起こる争いごとに感情移入できると思います!

永江監督:キャスティングが完璧で嬉しかったです。マンガ原作の映画なので、役者さんたち全員に、マンガのキャラクターのように髪を染めてもらってキャラクターを寄せました。2度3度観て頂くと、改めて気づく「ああそうだったのか」が発見できるはずなので、何度でも楽しめるはずです。最後に“ズキュン”となるシーンがあるのでお楽しみに!

『トモダチゲーム 劇場版』
2017年6月3日(土)シネリーブル池袋ほか全国公開
※劇場版第2弾『トモダチゲーム 劇場版FINAL』は9月2日(土)よりシネ・リーブル池袋ほか全国順次ロードショー
監督:永江二朗 脚本:佐上佳嗣
出演:吉沢亮 内田理央 山田裕貴 大倉士門 根本凪 上野優華 天月-あまつき- 久保田悠来

©山口ミコト・佐藤友生/講談社©2017「トモダチゲーム」製作委員会