森脇健児が熱く語る!!「『パトリオット・デイ』は『ジョーズ』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『蒲田行進曲』『ロッキー』に次ぐ生涯ベスト第5位」

映画『パトリオット・デイ』のPRイベントが6月7日、東京・千代田区の神楽座で行われ、タレントの森脇健児が登壇。芸能界一“熱い男”が、“熱い男たちの物語”の魅力を語った。

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本作は、2013年4月15日に起こった、ボストンマラソン爆弾テロ事件の、犯人特定から逮捕までの驚くべき事件の裏側を描いた実録サスペンスドラマ。ボストン警察、FBIはもちろん、ボストンのごく普通の市民ら“知られざる英雄たち”が全員一丸となってテロリストに立ち向かい、わずか102時間という短期間での犯人逮捕にいたるまでを描いた熱い男たちの感動作だ。

メイン『パトリオット・デイ』

超“熱い男たちの物語”にふさわしいゲスト、走ることにかけては芸能界一の熱い男として登壇した森脇健児さんは、映画にちなんで主人公の警官の格好で登場。「芸能界はこういった人に捕まっている人がいるけど自分はこっち(警官)側なんで」とい言いつつ、「こんなにマスコミに撮られるのは『夢がMORI MORI』以来です」ということで、冒頭から大はしゃぎ。

実は映画好きで、月に10本観ているという森脇さんは、本作を「『ジョーズ』、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、『蒲田行進曲』、『ロッキー』に次ぐ生涯ベスト第5位に入る」ほど気に入ったと語り、この映画のポイントを「恐怖!勇気!感動!」と熱弁。前日、このイベントの登壇にあたって、後輩芸人のますだおかだの増田からもらったという「コメントは短め」にというアドバストに従い、この3つを何度も繰り返し、「ランナー目線で観ていると、マラソン大会にこんなに警備の人がいて、応援もいて支えられていることに感謝したし、事件のことはあまり記憶に残っていなかったので(どうなるのか)ドキドキしながら観た」、「スター何ていらない、みんなでヒーローになろう」という映画だと思ったと感想を語った。

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そして、映画のキャッチコピー「最大の危機は、最大の奇跡を生む--」にちなみ、森脇さんの人生の最大の危機と最大の奇跡を尋ねたところ、人生最大の危機は、「30歳の時に12本のレギュラーがすべて無くなり京都に帰って収入が100分の1になったこと」を挙げ、当時を振り返って「その頃の自分は、甘ったれ、横柄で横着、愚痴っぽいのに勉強不足という最低野郎、自業自得だった」と反省。一方、人生最大の奇跡は、「今こうしてマスコミの前に立っているということ」を挙げ、地元に帰ってから20年経ってまたマスコミに取材される立場になったことに感慨深い様子。地元に帰り、やることがないからずっと走っていた時、たまたま2003年のTBSオールスター感謝祭に呼ばれて優勝、今春14年ぶりに2回目の優勝をした後、なんとテレビ朝日「しくじり先生」のオファーがきたりと、20年かけて東京でも少しずつ仕事をさせてもらえる状況になったことを語った。

とにかくハイテンションな森脇さんは、途中、モデルガンを構えてマスコミにスチール撮影を要求したり、「このイベントのためだけに今日東京に来たんだから絶対に掲載してください!」とマスコミに熱烈アピール。マスコミからボストンマラソンへの参加意思を尋ねられたところ、ボストンマラソンは4月の第3月曜開催のため、自分にとってのオリンピックであるTBSオールスター感謝祭が4月第2土曜で、そこで燃え尽きているから多分無理、と最後はTBSオールスター感謝祭への愛を語った。最後は突如警官の衣装を脱ぎ、この春優勝した時と同じランニング姿に。毎日欠かさず朝・昼・夜とトレーニングを行っている森脇さんは「今日はこのまま走って大阪まで帰ります!」と叫び、舞台から去っていき、ポカーンとしたマスコミの前には、脱ぎ捨てられた警官の衣装が残る、というシュールなイベントとなった。

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『パトリオット・デイ』
2017年6月9日(金)、TOHOシネマズ スカラ座他にて全国公開
監督・脚本:ピーター・バーグ
出演:マーク・ウォールバーグ ケヴィン・ベーコン ジョン・グッドマン J・K・シモンズ ミシェル・モナハン
配給:キノフィルムズ

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