映画『ポンチョに夜明けの風はらませて』主題歌が、忘れらんねえよ「明日とかどうでもいい」に決定&コメントも到着!

早見和真の同名小説を新鋭・廣原暁監督が映画化した青春ロードムービー『ポンチョに夜明けの風はらませて』の主題歌がロックバンド忘れらんねえよが書き下ろした「明日とかどうでもいい」に決定。公開が10月28日(土)に決まり、予告編も解禁された。

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将来に希望を見出せないまま、ただ何となく日々を過ごしていた高校生の又八(太賀)、ジン(中村蒼)、ジャンボ(矢本悠馬)。卒業を間近に控え、ジンは一流大学への進学を目指し、ジャンボは実家のとんかつ屋を継ぐことを決めていたが、又八だけは何も進路を決められずにいた。“このありふれた日常から少しだけでも抜け出したい” そんな思いを胸に、彼らはジャンボの父親の愛車セルシオに乗って海に向かう。旅の途中でグラビアアイドルの愛(佐津川愛美)、風俗嬢のマリア(阿部純子)ら刺激的な“大人たち”と出会いながら、普段では味わえないハチャメチャな体験をする3人。一方、置いてけぼりをくらい、又八と約束した卒業ライブに向けてギターの練習に明け暮れる中田(染谷将太)。彼らの「青春」が、今ようやく動き出す。

先月4月に初の日比谷野音ワンマンライブも行い、更なる飛躍を遂げている忘れらんねえよが、若者たちの情熱的な青春をストレートに代弁。また、主題歌を使用した予告編映像も初解禁された。将来に希望を見出せない又八、ジン、ジャンボの3人。一方、ひとり置いてけぼりをくらいながらも、又八と約束した卒業ライブに向けてギターの練習に明け暮れる中田。彼らはハチャメチャな旅を続けるのか?計画していた卒業ライブはどうなる?

忘れらんねえよ(柴田隆浩) コメント

高校の頃は理屈で動いてませんでした。明日のことも昨日までのこともマジどうでもよくて、今。今しかなかった(その結果同じ女子に10回告白してめっちゃ嫌われました)。
で、大人になった僕はいちいちこれからのことを考えて辛くなったり(健康のこととか)、前にやらかしたことを後悔して眠れなくなったり(酔ってつぶやいた中二的ツイートのこととか)、なんだか超モヤモヤしてて。
そんな時に、この映画の脚本と出会ったんです。これじゃん、と思いました。読んで19歳若返りました。なので僕は今ぴっちぴちの16歳高校生です。
この歌はそんな高校生の僕が歌っています。はちゃめちゃ。ツッコミどころだらけ。でもそれがいいんだよ。これが僕には必要だった。

■忘れらんねえよ プロフィール
柴田隆浩(ボーカル&ギター)梅津拓也(ベース)
2008年結成。
パンクロック由来の轟音の中で歌われる甘いメロディと、不器用を絵に描いたような
言葉が武器。2017年4月2日に、日比谷野音でのワンマンライブを成功させる。
6月21日両A面シングル「いいひとどまり / スマートなんかなりたくない」リリース

廣原暁監督 コメント

主題歌を作ってもらうため、若いアーティストを探していたのですが、高校生が作ったという設定なので、あまりおしゃれすぎるのも困るなと考えていました。そんな時に「忘れらんねえよ」を知りまして、その力強い直球さがぴったりだと感じました。柴田さんに初めて会った時、映画への思いと主題歌の役割についてご説明すると、すぐに「明日とかどうでもいい」の曲の原型を聞かせてくれました。それを聞いて、これは間違いないと感じたので、あとは柴田さんを信じて全てをお任せしました。完成した曲は、想像以上に映画の内容にぴったりだったので驚きました。きっと脚本をよく読んで、映画の流れや登場人物の性格をイメージしてくれたのだと思います。この曲の使い方も、映画の見所の一つとなっていますので、ぜひご注目ください。

       

『ポンチョに夜明けの風はらませて』
監督:廣原暁
出演:太賀 中村蒼 矢本悠馬 染谷将太
主題歌:忘れらんねえよ『明日とかどうでもいい』(Bandwagon / UNIVERSAL MUSIC LLC)
配給:ショウゲート

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