【全起こし】ヒュー・ジャックマン、日本でウルヴァリンの後継者を見つける?!『LOGAN/ローガン』来日レッドカーペットイベント

『LOGAN/ローガン』主演のヒュー・ジャックマンと、ジェームズ・マンゴールド監督が、5月24日(水)、六本木ヒルズアリーナで行なわれたレッドカーペットイベントに出席。大歓声で迎えたファンたちにたっぷりとサービスをした後、壇上で映画についてのトークを繰り広げた。今回はその模様を全文掲載でお届けする。

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MC:ヒュー・ジャックマンさんです。どうぞステージにお越しください。ジェームズ・マンゴールド監督、そしてヒュー・ジャックマンさんです。
ヒュー:コンバンハ。
MC:どうぞよろしくお願いいたします。そして通訳は鈴木小百合さんと井原有美さんにお願いしております。改めてよろしくお願いします。日本のファンの皆さん待ちに待っていました。それではお二人からご挨拶とともに、私からの質問に答えていただければと思います。まずはジェームズ・マンゴールド監督ようこそ来日してくださいました。拍手!
(会場大歓声)

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ジェームズ:皆さん、こんばんは。東京の皆さんにこの映画のために集まっていただいてありがとうございます。そして観客の皆さんを見てもウルヴァリンというキャラクターがどれだけ皆さんにとって大切なものなのかっていうことを理解しています。私たちはツアーで世界中に作品を持って行きましたが、最後の場所として日本にこの特別な作品を共有できるのはうれしく思います。ありがとうございます。
MC:ありがとうございます。そしてジェームズ・マンゴールド監督に質問したいのですけども、ヒュー・ジャックマンさん演じる最後のローガンを監督が撮るということで、どのように感じていたか教えていただけますか?
ジェームズ:ヒュー・ジャックマンが今作でも本当にいい演技見せてくれているのですが、コミックブック原作で、アクション映画史上でも本作は本当に名を残すような演技をなさっています。もちろん演技が素晴らしいだけではないのですが、すでにこの作品をご覧になってくださっている方に対しては、ヒューがどれだけすごいことをしているか理解していただけると思いますし、私が名誉に思っていることは私の友人であるヒューと三度目三作目ということで、お互いを高めるように頑張りましたし、違った作品にしたいなと型を破るという冒険に出たのですけども、皆さんもそれに納得していただけたらと思います。
MC:どうもありがとうございます。そしてヒュー・ジャックマンさんようこそ日本に来ていただきました。
ジェームズ:ヒュー・ジャックマン!

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ヒュー:ドウモアリガトウゴザイマス。こんばんは皆さん。そして今日は妻と親友のジェームズ・マンゴールド監督と一緒にここに立っております。17年間かけて続けてきたストーリーを最後の地として、ここ日本で迎えられるのはとてもふさわしいと思います。2000年に『X-MEN』のプロモーションで初めて来たのが日本なのです。そのとき息子が3か月でした。生後3か月で初めて微笑んだのが日本でした。一週間前に17歳の誕生日を迎えまして、今は全くにっこりともしないです(笑)。っていうのは冗談です(笑)。私にとっても、妻にとっても、家族にとっても日本という国は本当に大切なのですね。『X-MEN』ファンは忠誠心が強くて非常に情熱的に支えてくださっていました。前作『ウルヴァリン:SANURAI』を日本で撮りましたので、特別な思い出があります。皆さんと最後の作品を共有するということは本当にうれしいことです。ずっとここ一年このウルヴァリン役を誰が引き継ぐのかというのをずっと聞かれていましたが、ここに駆けつけてくださった方は日本のウルヴァリンです!

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MC:どうもありがとうございます。皆さん拍手をお願いします。日本の愛を語ってくださいました。それではここでセレモニーを行っていきたいと思いますので、スチールカメラマンの皆さんフラッシュなしに切り替えてください。今回、日本をこんなにも愛してくださったヒュー・ジャックマンさん、ジェームズ・マンゴールド監督に『LOGAN/ローガン』のこれまでの軌跡と私たちに感動を与えてくださった功績をたたえまして、手形を刻むセレモニーを行いたいと思います。まずお二人、手形のところにお名前を刻んでいただいてもいいですか。ありがとうございます。お待たせしました。これよりハンドスタンプを行いたいと思います。ではお願いします。ぎゅーっと入れてくださいね。オッケーです。手形をお客さんに見せていただきたいと思います。こんな感じです。
ヒュー:爪もつけとけばよかったな(笑)。
MC:爪もつけとけばよかったな。素敵なジョークです(笑)。ありがとうございます。今日なのですが、特別にヒューがファンの皆様からの質問に生で答えていただきたいと思います。質問できるラッキーな方、事前に応募していただいた中から選ばせていただきました。それではご登場していただきましょう。ハンドルネーム、サイロックトウキョウさんです。よろしくお願いします。綺麗なお姉様がいらっしゃいました。それでは大好きなヒュー・ジャックマンさんに質問ということで、こちらにお願いします。ヒュー・ジャックマンさんに質問お願いします。
女性:17年間ウルヴァリンを演じてきて一番苦しかった思い出と楽しかった思い出を両方教えてください。
ヒュー:一番苦しかったことももっとも挑戦的だったこと、そして楽しかったことであり非常にやりがいがあったのが、この作品『LOGAN/ローガン』を作ることでした。この作品については監督と4年くらい前に、前作が終わった3か月後くらいからずっと話をして、常に話し合っていたのですが、時々監督は私が口出しし過ぎることにイラついていたと思うのですけども、今作が9作目で最後の作品だとわかっていると、私はこの作品をやってこられてラッキーだったことがわかるし、チームが素晴らしいということ、自分がどれだけ恵まれた状況にあったかということを改めて確認しました。
MC:ということでありがとうございました。皆さん拍手をお送りください。サイロックトウキョウさんありがとうございました。代表して質問していただきました。いよいよお時間が近づいてきまして、最後にファンの皆様からの贈り物をお二人にぜひ受け取っていただけたらと思います。映像を用意しましたので見ていただきたいと思います。さあそれではご覧いただきたいと思います。ビジョンにご注目ください。
(映像が流れる)
ヒュー:ビューティーフル。ドウモアリガト。
MC:2000人を超えるファンの方々のメッセージで、映像をちょっと紹介できなかった方々もいるのですけども、たくさんの方々のローガン愛を詰め込ませていただきました。ありがとうございました。
ヒュー:本当に皆さんの支えが命ですのでありがとうございます。
MC:最後に、こちらいらっしゃるすべての日本のファンからお二人にプレゼントということで、これより大きな掛け声で、ローガンとしての最後の来日をたたえたいと思います。いきますよ。大きな声でお願いします。せーのっ
会場:サンキューローガン!!!!!
ヒュー:アリガトウ!!
MC:映画『LOGAN/ローガン』レッドカーペットセレモニー、ジェームズ・マンゴールド監督、ヒュー・ジャックマンさんでした。どうもありがとうございました。

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『LOGAN/ローガン』
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ヒュー・ジャックマン パトリック・スチュワート ボイド・ホルブルック スティーブン・マーチャント
配給:20世紀フォックス映画