【クランクアップ!】『連続ドラマW 春が来た』で日本ドラマ初主演のカイ(EXO)からコメントが到着!

アジアを中心にグローバルな人気を誇るトップアーティストグループ・EXO(エクソ)のメンバー、カイが日本のドラマに初出演、しかも主演を務めるということで大きな話題となっているWOWOW 『連続ドラマW 春が来た』が、先日、無事にクランクアップを迎えた。初の日本でのドラマ出演で主演、外国語である日本語での演技、初対面の日本の共演者、スタッフとの撮影、初の長期間に及ぶ日本滞在、さらには同期間に海外でのEXO としての公演も行なうなど、カイにとっては負担の多い撮影期間だったに違いない。それにもかかわらず、現場では辛そうな素振りは一切見せず、いつも笑顔で周囲を和やかな雰囲気にさせていた。また、寸暇を惜しんで勉強をしていた甲斐もあって、日本語のレベルも日を追うごとにめきめきとアップ。撮影中盤からは共演者や日本人スタッフとも日本語で会話するなど、“主演”として積極的にコミュニケーションを取り、その素直で礼儀正しい人柄が作る空気感もあり、自然と現場の士気を高めていた。

そんな中で迎えたクランクアップは、韓国の最南端にあるリゾート地、済州島にて。「OKです。これでカイさんの撮影は以上となります」と、スタッフから声がかかると、カイは満面の笑みを浮かべ、深々と何度も頭を下げていた。そして、河合勇人監督から白い花で作られた花束を受け取ると、感無量と言った表情で日本語を使い「本当に寂しい。寂しいです」と、名残惜しい気持ちを表し、毎日が楽しく、幸せで、「また明日もここに来たい」と、感謝の言葉を伝えた。最後は、共演者、スタッフと全員で記念撮影。現場でも大人気だったカイは、次々とスタッフから声をかけられながら、自分からも一人ひとりのスタッフを回って「ありがとうございました」とお礼を言い、笑顔で現場をあとにした。
クランクアップ①_re軽

カイ(EXO) コメント(イ・ジウォン役)

撮影が終わりました。今はとても寂しくて、様々な出来事が頭の中を駆け巡っています。日本と(韓国の)済州島の2 カ所で撮影をさせていただきましたが、とても楽しかったですし、本当に充実した時を過ごすことができました。共演者の方々、そして全てのスタッフの皆さん、今までのロケ地、風景、全てが僕の思い出として残りそうです。日本で初のドラマでありながら主演を演じさせていただき、自分には特別な時間でしたし、全力で臨んだ自分の真っ直ぐな気持ちを、ドラマを通して皆さんに伝えたいです。ドラマヘの期待とジウォン(役名)とカイ、WOWOW へたくさんの応援をよろしくお願いします。ありがとうございます。

河合勇人監督 コメント

はじめはタカをくくっていた。韓国のトップアーティスト、EXO のカイさんとはどれほどのものか、お手並み拝見よろしく高みの見物を決め込んでいた。撮影が終わったいま、こころにぽっかり穴が空いてしまった。激しいカイくんロスに悩まされている。結論から申しあげるとカイくんは怪物であった。世界のスーパースターとはこれ程のものかと打ちのめされた。とりわけ本質への真っ直ぐなアプローチから役を自分のものにしていく役作りには舌を巻いた。カイさんとジウォンの役柄について話した時ジウォンは冬の岸川家に春をもたらす存在なんだという話をした。カイさんは春そのものになり、岸川家だけでなくわれわれスタッフにも春をもたらしてくれました。視聴者のみなさんにも必ずや春をもたらしてくれるでしょう。ただし、春が去った後のカイくんロスは半端ないのでご注意ください。

クランクアップ②_re2軽

『連続ドラマW 春が来た』
原作:向田邦子「春が来た」(『隣りの女』所収)文春文庫刊
監督:河合勇人(「鈴木先生」『俺物語!!』『チア☆ダン』)
脚本:吉田弥生
出演:カイ(EXO) 倉科カナ 古畑星夏 健太郎 高田聖子 高畑淳子 佐野史郎
特設サイト:http://www.wowow.co.jp/dramaw/harugakita/