【出演しなかった理由は?】ヒュー・ジャックマン最後のウルヴァリン映画『LOGAN/ローガン』に、セイバートゥース=リーヴ・シュレイバーはなぜ出演しなかったのか

xmow-112

Entertainment Weekly

監督のジェームズ・マンゴールドは、ヒュー・ジャックマンがウルヴァリンとして出演する最後の作品『LOGAN/ローガン』に、セイバートゥース役でリーヴ・シュレイバーが出演すると当初は明かしていたが、2人の共演はかなわなかった。その理由がシュレイバーの口から語られた。Entertainment Weeklyが伝えている。

シュレイバーは4月のインタビューで、「ヒューとマンゴールドからオファーがあって、ぜひ参加したいと思っていたんだ。でも、TVドラマ『レイ・ドノヴァン』のスケジュールもあったから、『LOGAN/ローガン』への出演は困難だった。彼らはいい方向にストーリーを構成してくれたと思う」と述べた。

「『LOGAN/ローガン』は素晴らしい作品だと思うよ。ヒューを誇りに思うし、彼がシリーズとキャラクターをコントロールしていることもすごい。彼らとともに仕事ができて、作品に関わることができたことは素晴らしい経験だった。ヒューがウルヴァリンを引退すると知って混乱しているよ」とシュレイバーは語った。

脚本のスコット・フランクは以前に、「彼ら(ローガン、ローラ、チャールズ=プロフェッサーX)は逃走して、危険な街に行く。そこでセイバートゥースと出会い、助けを求めるんだ」と、セイバートゥースが登場する場面のイメージを述べていた。

シュレイバーは2015年にツイッター等で、『LOGAN/ローガン』への出演に関して意味深な発言をしていた。トレーニングの写真とともに「一緒にやろう!」とツイートしたジャックマンに対して、「やらなくちゃいけないのかな…」とツイート。後にTV番組に出演した際には、シュレイバーはそのツイートについて「本当にただ言っただけなんだ。でも、それって年齢を重ねながらやらなくてはいけないことなのかな?」と述べていた。

マンゴールドによると、アメリカでは『LOGAN/ローガン』は5月16日にモノクロ版となって再公開する予定となっている。マンゴールドは「モノクロ好きなコアなローガンファンは5月16日の夜は予定をいれないことを勧めるよ」とツイート。さらに、「モノクロにすることで、明暗をはっきりとさせた。コントラストも調節したよ」と付け加えた。

『LOGAN/ローガン』はヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンの集大成だ。パトリック・スチュワートがプロフェッサーX役で復帰し、謎の少女ローラ役には新鋭ダフネ・キーンが抜擢されている。

『LOGAN/ローガン』は6月1日に日本で公開される予定だ。