【金銭トラブル訴訟で新事実】セリフが覚えられない? ジョニー・デップはイヤホンをしてスタッフにセリフを読んでもらっていた!?

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The Hollywood Reporter

ジョニー・デップと、彼の元ビジネス・マネジメント会社、ザ・マネジメント・グループ(TMG)との訴訟バトルで、TMG側が月曜に訴状の補正を行なった。そこには、デップは撮影現場でイヤホンをし、他の人にお金を払って台詞を読んでもらい、自分がセリフを覚えないで済むようにしていた、と元ビジネス・マネージャーの主張が記されていた。The Hollywood Reporterが伝えている。

デップとTMGの間で起きている法的バトルは、今年の1月にデップがTMG所属の彼の元ビジネス・マネージャーたちを詐欺だと訴えたときに始まった。それに対してTMGは、デップの経済難はデップ自身が引き起こしたものだと反論していた。

TMGは、デップの権利意識は最近のウォール・ストリート・ジャーナルでのインタビューで、「これは俺の金なんだ。もし俺が化粧用のコットンを1日に1万5,000個買いたいと思っても、それはもう俺の勝手なんだ」と話したことで証明されているように、「(意識は)明確にあり、異常に大きな」ものだと言っている。

「デップは、TMGも他のアドバイザーも含めて誰の言うことも聞かない。彼は、彼らが税金対策をして、デップが究極のライフスタイルを送れるよう資金を提供すべきだと主張している」と、TMGの弁護士は月曜に提出された修正訴状の中で記載している。「デップと彼の姉であり個人マネージャーのクリスティ・デンブロウスキーは、デップの支出のすべてを認めている」と。

デップの購入物の中には、14の住居、45の高級車、70のギター、そして12もの倉庫をいっぱいにするほどのハリウッドに関する記念の品などがあると訴状で明かされている。

元ビジネス・マネージャーたちは、撮影現場でデップに台詞を教えてくれるサウンド・エンジニアに、彼が何十万ドルものお金を支払っていたことも明かした。「デップはこのサウンド・エンジニアと毎年契約すれば、もう台詞を覚える必要がないと主張していた」と。

さらに弁護士は、「デップの45ページに及ぶTMGへの申し立ては、それは明らかに嘘と虚偽の主張で満ちあふれているものだが、単に司法ではないところでの彼の財産の喪失を避けるために提出されたにすぎない。そしてまた、これはデップが彼の行動に対する責任を避けるために仕組んだ習慣的な嘘とペテンの新たな一例にすぎない」と記載している。

この訴状の補正では、デップが訴訟手続きの間に精神状態の鑑定結果を提出すべきだとも主張している。

「デップが浪費するのは、衝動をコントロールする能力が欠けているのではないかと言われている。今から考えてみると、デップは買い物依存症を患っているのかもしれないとわかってきた。これは、デップの行動を通して精神鑑定を行なったり、専門家の証言を得れば証明される。デップの、ウォール・ストリート・ジャーナルで発した浪費についての非常識で目に余る自慢は、彼の精神的な問題のさらなる証拠となる」

デップの弁護士は、まだこの訴状の補正に対してコメントを出していない。