マーベル映画『アベンジャーズ』のジョス・ウェドン監督がDCコミックス『バットガール』映画化の監督とのニュースに、マーベル社長は「できる限りサポートしたいよ」と余裕の発言!

Mandatory Credit: Photo by Rob Latour/REX/Shutterstock (5584997bl) Joss Whedon The Hollywood Reporter's annual Nominees Night, Los Angeles, America - 08 Feb 2016Deadline

マーベル映画『アベンジャーズ』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のジョス・ウェドン監督が、アメコミ界のライバルであるDCコミックスの映画版『バットガール Batgirl』(原題)の監督をすることで交渉中だと報道されたことについて、マーベル・スタジオの社長であるケヴィン・ファイギが月曜日の会見で語った。それは「できる限りサポートするつもりだよ」と余裕のコメントだった。Deadlineが伝えている。

「彼は何ヶ月か前に電話してきたんだ。そんなことする必要はまったくなかったのに電話してくれるなんて、そこが彼の素晴らしいところだよ」と月曜日の会見でファイギは言った。「できる限りサポートするつもりだよ。ジョス・ウェドンの『バットガール』が最高のものになってほしいよ」

2015年の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』製作の際に、ウェドンとマーベルの間にトラブルがあったことはよく知られている。監督は当時、マスコミの取材で、彼が守りたかったキーとなるシーンについてスタジオと衝突したと話していた。しかし昨春のトライベッカ映画祭では、ハルク役の俳優マーク・ラファロとの会話で、ウェドンは自身の発言について「映画と映画会社と自分自身にとって害であった」とコメントし、謝罪した。そして「またマーベルと仕事をしたいと思っている」と語っていた。

会見でファイギはほかにも、マーベル・シネマティック・ユニバースのサノス役で知られているジョシュ・ブローリンが、FOX/マーベル作品『デッドブール2』でケーブル役に抜擢されたことについても尋ねられた。

「契約の中で、彼らが受ける他の役については何も書かれていないんだ」「インディ・ジョーンズとハン・ソロだって同じ人物だし、それでも問題はないだろ? それにサノスとケーブルは全然違う役柄だと思うしね」とこちらも余裕のコメントで応じた。