【ベッキー】就活中の学生とQ&Aを実施! 再出発を切った自身の体験談を交えて回答。大西ライオンからは「いろいろあったけど、心配ないさ~」とエール

デヴ・パテル、ルーニー・マーラ、ニコール・キッドマンら豪華キャスト共演で、25年間迷子だった男性が、Google Earthを駆使して生まれ故郷を探し出した実話を映画化した『LION/ライオン ~25年目のただいま~』の公開直前試写会が行なわれ、TVスポットに出演したベッキーが登壇。この日イベントに集まった、就職活動に臨む学生たちとのQ&Aを実施した。

IMG_9478

「“ライオン”がいっぱいいるみたいだなーと思ってこれにしました」と春らしいワンピースで登場したベッキー。本作について「物語が素晴らしいうえに、それが実話であることに本当に感動しました。家族、友情、母 いろんな愛が描かれているし、とにかくラスト2秒でいちばんの驚きと感動が待っています」と魅力を存分に語った。

ここで、迷子になってしまった男性の物語である本作にちなんで、会場に集まった、人生の進路に悩める就活生、大学生とのQ&Aがスタート。「私が20歳の頃は、大学に行きながら働いていて、睡眠時間も本当になくてきつかった。とにかく好き仕事だったから頑張っていました。今じゃ真似できないパワーがあったなと思います」と自身の経験を語りながら「生意気かもしれないけど、生きてきた時間だけは長いので!」と学生たちと向き合った。

IMG_9297

Q「人付き合いが苦手で、これから社会に入って、同僚や先輩とどう付き合っていけばいいか」

A「周りに合わせすぎないことが大事。思いやりを持って合わせるのはいいけど全部合わせると、自分がなくなるし都合のいいやつになっちゃう。生意気って思われない程度に自分を出していくのがいいのでは?」

Q「ネガティブで落ち込みやすい。落ち込んだときどう立ち直っているのか?」

A「世の中の人結構ネガティブな人が多いと思う。私もネガティブ。落ち込んだときは落ち込むだけ落ち込んで、どこかで区切りをつける。過去は変えられないから、だったら前を向いていくしかない!パッと切り替える。就活で不合格になることもあるかもしれないけど、ご縁がなかったと思えばいいと思う。私もオーディションに落ちた時もそう思っていた。この先にもっといい出合いがあるんだなって思って乗り切りました」

IMG_9303

Q「自分が、何に向いているのか、何をやりたいのか模索中。タレントになぜなったのか?」

A「TVが好きだったから。好きだから就いた仕事です。そういう悩みはよく聞くけど、好きとか興味があることの方が、のちに辛いことがあっても耐えられると思うj。自分が何をしているときが楽しいのか、それを考えて関連している仕事を探してみては? 応援してます!」

Q「マスコミ系を目指している。個性的な人が多いので自己アピールの仕方を教えてほしい」

A「自分がこういう人間ですと伝えるというよりは、どれだけその仕事に熱意があるか示した方がいい。何か頼まれたときに120%で返すとか、頼まれていないこともやっておくと熱意が伝えられていいかも。マスコミなのね?優しくしてね?」

と、すらすらと的確なアドバイスをして、不安でいっぱいの就活生たちの緊張をほぐした。

ここで就活生たちを応援するもう一人のゲストとして大西ライオンが登場!

IMG_9376

「お前がいちばん迷ってるんちゃうんかっていう感じですが」と自虐気味に登場した大西は映画の感想を聞かれると「面白かったです。それしか感想が…ってことはないですが、子役のサルーがいいですね。最高です。ホンマにお芝居やってんの?って。とにかく感動しました」と絶賛。そして就活生に向けてお約束の持ちネタも披露。

「これから皆さん、社会に出て行きますけども、心配ないさーーーー!!!」と絶叫。
IMG_9402

そして、ベッキーにも「いろいろありましたけども、これから何も、しん、心配ないさーーーーーーーーーー!!!」長めにやりつつ、本当にアドバイスしてほしいのは僕です(笑)。と笑った。
IMG_9414

IMG_9433

最後にこれから観る人に向けて「正直、本当は何も知らない状態で見てほしい。綺麗なことばかりではなくてちょっと悲しい世界の現状も伝えているけど、それを超えるような感動が待っているので最後まで目を離さずに観てください」と締めくくった。


▲スポットの撮影については「TVCMに出させてもらえるとお話いただいたときは驚きました。CMで自分の言葉で話すってことはないのですごく新鮮でしたね」と振り返った。

『LION/ライオン ~25年目のただいま~』
4月7日(金)公開
監督:ガース・デイヴィス
出演:デヴ・パテル ルーニー・マーラ ニコール・キッドマン デヴィッド・ウェンハム
配給:ギャガ  
©2016 Long Way Home Holdings Pty Ltd and Screen Australia