【リバイバル上映決定】殺人鬼カップルの実話を描くカルト・クラシック『ハネムーン・キラーズ』がスクリーンで見られる!!

1940年代に全米を震撼させた、アメリカを代表する殺人鬼カップル、レイモンド・フェルナンデスとマーサ・ベックをモデルにした狂気のラブストーリー『地獄愛』の公開に合わせて、同事件を基にした伝説のカルト・クラシック映画『ハネムーン・キラーズ』のリバイバル上映が決定! ビジュアルも解禁された。

ハネムーン・キラーズ_ポスター_big

ある事故が原因で大怪我を負い、異常性欲に悩みながらも、その魅力を武器に結婚詐欺を繰り返すレイ。結婚詐欺師と知ってもレイへの愛が揺らぐことなく、すべてを捨てレイと共に生きることを選ぶマーサ。新聞広告の恋人募集「ロンリー・ハート」に集る婚期を逃した未婚女性を、レイは次々と誘惑していく。はじめは彼の稼業に協力すると決めていたマーサだったが、次第に女性達への嫉妬心を抑えられなくなり、次々と殺人を犯してしまう。豹変していくマーサにレイは怯えながらも、異常な愛で結ばれた2人は決して離れることはなかった――。
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当初この実話を映画化することになり監督に抜擢されたのが、まだ無名だった頃のマーティン・スコセッシ。しかし1週間でクビとなり、後任の監督としてオペラ作曲家のレナード・カッスルが起用された。しかし、殺人シーンの描写がリアルなことで全米ではすぐに上映が終了し、カッスルにとって本作が最初で最後の監督作となった。その一方、ヌーヴェルヴァーグを代表する映画監督フランソワ・トリュフォーは本作を「最も好きなアメリカ映画」と絶賛し、フランスの作家マルグリット・デュラスは「私の知る限り、最も美しい愛の物語の一つ」と賞賛。その後も熱狂的なファンから高く評価され、続々と口コミも増えたことから、本国公開から30年後の2000年には日本での公開に至った。

ベルギーが生んだ鬼才、ファブリス・ドゥ・ヴェルツ監督が同事件を基に作った最新作『地獄愛』も同日の7月1日(土)に公開を予定している。

『ハネムーン・キラーズ』
2017年7月1日(土)リバイバル公開
監督・脚本:レナード・カッスル 音楽:グスタフ・マーラー
出演:シャーリー・ストーラー トニー・ロー・ビアンコ
配給・宣伝:アンプラグド
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