永井豪のアニメをモチーフにした噂のイタリア映画、胸アツな本予告&ポスターが解禁!

5月20日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開するイタリア映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』の本予告とポスタービジュアルが解禁された。

『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』キーアート

75年に日本で放送開始、79年にイタリアでも放送されて大人気を呼んだ永井豪原作によるアニメ「鋼鉄ジーグ」。本作は、少年時代から今もなお日本アニメの大ファンというガブリエーレ・マイネッティ監督が、イタリア人の心の中に深く刻まれるその「鋼鉄ジーグ」を重要なモチーフにして生み出した、本格的ダークヒーロー・エンタテインメントだ。

『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』sub1

舞台は、テロの脅威に晒される現代のローマ郊外。孤独なチンピラ エンツォはふとしたきっかけで超人的なパワーを得てしまう。始めは私利私欲のためにその力を使っていたエンツォだったが、世話になっていた“オヤジ”を闇取引の最中に殺され、遺された娘アレッシアの面倒を見る羽目になったことから、彼女を守るために正義に目覚めていくことになる。アレッシアはアニメ「鋼鉄ジーグ」のDVDを片時も離さない熱狂的なファン。怪力を得たエンツォを、アニメの主人公 司馬宇(シバヒロシ)と同一視して慕う。そんな二人の前に、悪の組織のリーダー ジンガロが立ち塞がり…。

『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』subsub1

自動翻訳ソフトにかけたかのようなタイトル『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』は邦題ではなく、イタリア語題と共に併記される正真正銘の原題。本編オープニング、大スクリーンに映し出される日本語に、限りない日本カルチャーへの愛を感じずにはいられない。

『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』subsub2

このたび完成した予告編では、超人パワーを手に入れたエンツォを取り巻く人物たち、アニメ「鋼鉄ジーグ」のファンで空想の世界に生きるアレッシアや、エンツォの存在を疎ましく思う宿敵ジンガロも登場。初めてエンツォに会ったアレッシアが「あんたアマソの手先?」と、アニメ「鋼鉄ジーグ」の登場人物の名前が登場するなど、要所々々にアニメの要素があることが分かり、どのような物語が展開するのか期待高まる内容となっている。

『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』
2017年5月20日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
監督:ガブリエーレ・マイネッティ
出演:クラウディオ・サンタマリア
配給:ザジフィルムズ
2015年/イタリア/カラー/119分/PG-12

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