今年で16回目を迎えるトライベッカ映画祭は、クロージング・イベントとして4月29日に『ゴッドファーザー』と『ゴッドファーザー PARTⅡ』を連続上映することを明らかにした。さらに、第Ⅰ作の製作45周年を記念して、監督のフランシス・フォード・コッポラと、キャストメンバーであるアル・パチーノ、ジェームズ・カーン、ロバート・デュバル、ダイアン・キートン、タリア・シャイア、そしてロバート・デ・ニーロが参加するトークショーを上映後に催すことを発表した。Entertainment Weeklyほか米メディアが伝えている。
トライベッカ映画祭は、2001年9月11日の米同時多発テロ事件の翌年に、ニューヨークの復興を祈願してデ・ニーロらによって開催され、主に若手監督の発掘と育成に注力している。
今年の映画祭はアニバーサリー上映が充実していて、『アラジン』の製作25周年を記念したシング・アロング・バージョンの上映や、『ボウリング・フォー・コロンバイン』の公開15周年記念としてマイケル・ムーア監督のトークショー付き上映、そしてクエンティン・タランティーノの『レザボア・ドッグス』の公開25周年を記念して、監督とキャストメンバーがこの作品の影響と伝説について語り合うイベントなどが予定されている。
トライベッカ映画祭はニューヨークで2017年4月19日から30日まで開催される。
