斎藤工「街の方たちとここまで一体化している映画祭はここしか知らない」ゆうばり映画祭ついに開幕‼

斎藤工

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017(会期:3月2日(木)~3月6日(月))がついに開幕し、斎藤工をはじめ豪華ゲストがゆうばりに降り立った。

↓左から斎藤工、村上淳
斎藤工、村上淳

オープニングセレモニーを前に、新千歳空港からゲストを乗せたバスが続々と夕張に到着し、恒例の「歓迎セレモニー」が開催。集まった夕張市民たち約200人が、ゲスト陣の来夕をあたたかく迎え入れた。多数の豪華ゲスト登場で会場が盛り上がりを見せるなか、とりわけ大歓声の中登場したのは、人気俳優・斎藤工と村上淳。今年は斎藤が「齊藤工」名義で長編初監督に挑んだ映画『blank13』を引っさげての来夕となった。本作に出演する村上は、「監督としての斎藤さんも素晴らしい」とその才能を絶賛。斎藤は「街の方たちとここまで一体化している映画祭はここしか知らないから、楽しみたい。(『blank13』は)一風変わった作品ではあるけれど、夕張にふさわしい作品だと思うので、ぜひみなさんに届けたい」と映画祭参加への意気込みを語った。また、「京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード」受賞者の駿河太郎、足立梨花、静野孔文らも登場し、いずれも夕張市民の熱烈な歓迎を受けながら笑顔で花道を歩いた。

メイン会場ではオープニングセレモニーが行われ、映画祭名誉大会長の鈴木直道夕張市長の挨拶により、ついに映画祭がスタートした。今や本映画祭の注目アワードのひとつとなった「京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード」の表彰式も行われ、今年の受賞者である俳優部門の駿河太郎、女優部門の足立梨花、クリエイター部門の静野孔文の3名が登壇。ステージで受賞の喜びを語り、さらなる活躍が期待される「ニューウェーブ」な受賞者たちに、会場からも惜しみない拍手が寄せられた。

↓左から駿河太郎、足立梨花、静野孔文
左から駿河太郎、足立梨花、静野孔文

◆京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード 男優部門受賞者
 駿河太郎 コメント
僕は今年39歳になるのですが、「ニューウェーブ」アワードをいただけると聞いて、嬉しい反面僕でいいのかなという気もしました。俳優を始めたのは遅いですが、今すごく楽しくお芝居のお仕事をさせていただいている中、賞をいただけるというのは本当に嬉しいです。今度はゆうばり映画祭で僕の出演作が上映されるように、そのとき夕張に帰ってきて「ただいま」と言えるように、役者道を精進したいと思います。

◆京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード 女優部門受賞者
 足立梨花 コメント
私はこうやって映画祭で賞をいただけたのが初めてで本当に緊張していたのですが、夕張に着いてたくさんの方から「おかえり」と言っていただけて嬉しくて、緊張がとけました。またみなさんに「おかえり」と言ってもらえるように、たくさん映画に出演して帰って来たいと思います。今年も仕事はじめは映画でした。ドラマやバラエティなど色々やらせてもらっていますが、映画もたくさんみなさんに観てもらえる機会をつくりたいと思います。

◆京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード クリエイター部門受賞者
 静野孔文 コメント
海外の仕事ばかりで、みなさんの目につきにくい仕事ばかりしてきた私が、このような素晴らしい賞をいただけたことにびっくりしています。この受賞を機に、これからは日本でのフィルムづくりも精力的に行いたいと思います。良いきかっけをいただきありがとうございました。

↓審査員としても参加している武田梨奈
武田梨奈

そのほか、今年は出演作だけでなく審査員としても参加している武田梨奈、審査員長の内藤誠監督らが続々と登壇し、セレモニーの最後には映画祭実行委員長・小槍山博氏から開催が宣言され、大興奮の中「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2017」が開幕した。