『哭声/コクソン』特別映像解禁!ファン・ジョンミン「10年経ってもこんな映画は出てこない」

『チェイサー』『哀しき獣』のナ・ホンジン監督最新作で、2016年カンヌ国際映画祭で上映されるや観る人を震撼させ、今年韓国で観客動員数700万人に迫る大ヒットを記録した究極のサスペンス・スリラー『哭声/コクソン』 が、3月11日よりシネマート新宿ほかにて公開。本作の半年間にも及ぶ撮影に迫った特別映像が解禁になった。

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主人公の警察官ジョングを演じるクァク・ドウォンは、『哀しき獣』で監督に強いインパクトを与え本作で初めて主演を果たした。監督はその演技のレベルの高さについて、「まるで射撃精度の高い銃ですね。絶対に命中します」と称賛。ドウォン本人は、監督から主人公ジョング役のオファーを受けた時にその過酷すぎる演出を知るがゆえ出演を迷ったというが、全身全霊で撮影に打ち込む姿をこの映像からも確認することができる。主演作の日本公開が相次ぐ韓国の大スター ファン・ジョンミンは、圧倒的なカリスマ性といかがわしさを放つ祈祷師イルグァンを演じているが、「こんなシナリオは久しぶりです。10年経ってもこんな映画は出てこないでしょう」と断言。映画の大きなハイライトである7分以上にも及ぶ圧巻の除霊シーンの撮影風景も捉え、「我を忘れて跳ね回りましたが、自分でも驚いた瞬間がありました」と振り返る。平和な村を混乱に陥れるよそ者を演じた國村隼について、監督は「彼はカメラの中での自分の役割を正確に把握しています」と称賛。村での事件解決のカギを握る目撃者ムミョンを演じたチョン・ウヒは、「出演しない理由はありませんでした」と語り、女性にはタフな山中での激しい場面も披露。監督も彼女に「最もパワフルな女優でしょう」とその根性を讃える。

究極のサスペンス・スリラーである本作の魅力が凝縮した、映画公開前の予習に見るにはピッタリの映像になっている。

『哭声/コクソン』
2017年3月11日公開
監督:ナ・ホンジン 出演:クァク・ドウォン ファン・ジョンミン 國村隼 チョン・ウヒ
配給:クロックワークス
©2016 TWENTIETH CENTURY FOX FILM CORPORATION