【サイタマの農産物ラップ】埼玉県が推す農産物×ヒップホップのPR動画が異色すぎる

埼玉県が推す農産物×ヒップホップ、という意表を突くコラボレーションによる埼玉県産農産物、「狭山茶」「梨」「米」「野菜」の魅力を、消費者に分かりやすく伝えるPR動画を制作した。ラップで埼玉、といえば大ヒットした青春映画『SRサイタマノラッパー』だが、埼玉県がそこに着目したか、否かは不明らしいが、日本初の試みであることは確か。

埼玉県産ブランド農産物の魅力を美しい映像とラップで表現する、という動画は、ヒップホップ・グループ「GAGLE(ガグル)」の Hunger(ハンガー)が「埼玉ブランド、ブランド」と一聴したら耳から離れないキャッチーなパンチラインを披露している。映像では埼玉県産野菜の「栽培」から「収穫」、そしてその「流通」、「テーブルに届くまで」を、農産物の担い手たちの真摯な作業姿を丁寧に表現しつつ、まるでミュージック・ビデオのようにスタイリッシュに描いている。映像は引く手数多のクリエイター集団、Jazzy Sport(ジャジー・スポート)を牽引する Masaya Fantasista(マサヤ・ファンタシスタ)が担当。巷には「ウケ狙い」のプロモーション映像が溢れているが、本作はそれとは対極にある超のつく「真面目」なもの。演出のない、農の担い手達の野菜に愛情を注ぎ育む姿、それをひきたてる楽曲のインパクトが埼玉県産農産物をより魅力的なものに感じさせる。この稀有なコラボレーションの妙は一見の価値あり。

ちなみに「SRサイタマノラッパー」シリーズを、同じメンバーでTVドラマ化した『SR サイタマノラッパー~マイクの細道~』が、4月7日(金)からテレビ東京でスタート! こちらもチェック!http://www.tv-tokyo.co.jp/sr/