『キングコング:髑髏島の巨神』アフレコド初挑戦でド緊張の佐々木希にGACKT「可愛いねぇ~」

3月25日公開の『キングコング:髑髏島の巨神』日本語吹替版の公開アフレコイベントが行なわれ、先日の真壁刀義に続いて、GACKTと佐々木希が登壇した。

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ヒロインのウィーバー(ブリー・ラーソン)役を演じる佐々木は、「吹き替えは初めてで緊張しています。頑張ります」と意気込みを語ると主人公で調査隊のリーダー、コンラッド(トム・ヒドルストン)を演じるGACKTも「こう見えて緊張しています」と笑いがら、早速アフレコ開始。

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こちらにまで緊張が伝わってくるほどガチガチの佐々木は途中でセリフに詰まることも。「あぁ~」とうなだれる佐々木に思わずGACKTは「可愛いねぇ~」と余裕の笑顔。演出家から「佐々木さん緊張してるね? GACKTさんの芝居をよく聞いて落ち着いて」とアドバイスを受けて、数回のテイクを重ねるとみるみる上達していった。

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作品についてGACKTは「今回のオファーをもらってまず作品を見たら、僕の世代が想像する“キングコング”とは全然違う、予想を裏切った展開から始まって、最後は前のシートに前のめりになって見ていた。正直期待していなかったけど、めちゃくちゃ面白かった。興奮してエンドロール中に“これ面白い”って出て行ったらプロデューサーに“まだ終わってないって”戻されて(笑)。その後は予告編みたいになっていて、知っている方は嘘だーって大笑いすると思う。そこまで予定してるの?っていう画がバンバン出てくる」と、興奮気味に語るとさらに、「いつビルに上るんだろうかと思って見たけど、今回はキングコングの誕生の話。想像を超えた生物がたくさん出てきて、ところどころジブリ作品や日本の特撮作品へのオマージュシーンがたくさん出てくるのでジブリや特撮ファンも楽しめると思う。僕も実際、隣で見ていたマネージャーに“これはあのシーンだ”とか説明しながら見てました(笑)」とジブリファンらしい視点の感想も述べた。

佐々木は「オファーをもらってまず“私が?”っていう気持ちがあった。不安はあったけど新しいことに挑戦するのは大事だし、こんな機会もなかなかないからぜひ挑戦したいと受けさせていただきました」と振り返り映画については「本当に最後まで目が離せなかった。キングコングが登場する映画は初めて見たけど、そういう方も絶対楽しめると思う。臨場感がすごくてその場にいるような気持ちになった」と語った。またウィーバーが劇中コングと心を通わせるシーンにちなんで、最近、心が通じたと思ったエピソードを聞かれると、「ついこの前誕生日を迎えたんですが、ヘアメイクさんからちょうど欲しかった包丁をプレゼントされて、通じてるって思ました(笑)」と微笑ましいエピソードを披露した。

2020年に控えている“ゴジラVSコング”へとつながる本作。佐々木は「女性も必ず楽しめる作品。キャラクターそれぞれの葛藤や思いもきちんと描かれている。アクションだけでなくそこも見てほしい。最後までドキドキが止まらないと思う」と見どころを紹介。GACKTは「“ゴジラVSコング”とだけ聞くと面白くないと思うかもしれないけど、この映画を見た後ならどうなるんだろうと期待が膨らむはず。本作の原題は『KONG』で、ダジャレみたいですけど、この映画を経て“KONG”が“KING”になる。なかなかひと言で言えないけれど『ジュラシック・パーク』より20倍面白いです! 騙されたと思って見てほしい」とPRした。

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GACKTと初めて仕事したという佐々木は「オーラが輝いていて、私なんかと話してくれるかなってお思ったけど、最初からいろんなことを教えてくれて優しい方」という感想に「僕は可愛い子には優しいですよ」とGACKT。


『キングコング:髑髏島の巨神』
2017年3月25日(土)公開
監督:ジョーダン・ボート=ロバーツ 出演:トム・ヒドルストン ブリー・ラーソン サミュエル・L・ジャクソン ジョン・グッドマン ジョン・C・ライリー
配給:ワーナー・ブラザース
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