海底油田爆発事故を大スケールで映画化した『バーニング･オーシャン』。約3ヶ月にわたって全世界が注視した［メキシコ湾原油流出事故］を描いた本作が、第89回アカデミー賞視覚効果賞、音響編集賞の二部門でノミネートされた。
「観客には劇場にいながらにしてスクリーン上の体験を自ら味わってもらいたい」と語るピーター・バーグ監督はリアリティにこだわり、ほぼ町の1ブロックに当たるのべ床面積、全体の重量は3万3000トンにも至る海洋油田掘削施設【ディープウォーター・ホライゾン】を、建造に8ヶ月をかけセットで再現。海上で燃えさかる原油の炎のシーンでは、209万4400ガロン（約8000立方メートル）もの液体プロパンを使用し、驚くべき光景を描き出した。
そのような実際の効果とVFXがうまく融合した結果として、臨場感あるビジュアル体験が生まれ、視覚効果賞では『ローグ・ワン／スター・ウォーズ・ストーリー』、『ドクター・ストレンジ』などビッグタイトルと肩を並べるノミネートとなった。
未曾有の海底油田爆発事故と作業員の決死の脱出を壮大なスケールで描いた、実話に基づく海洋ディザスター『バーニング･オーシャン』は、2017年4月全国ロードショー！
© 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
