【新記録】米ディズニーが2016年世界興収70億ドルを突破し、前人未踏の記録を打ち立てる!

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The Hollywood Reporter

ルーカス・フィルム、マーベル、ピクサー、ディズニー実写、ディズニーアニメを擁する米ウォルト・ディズニー・スタジオが、2016年の世界興収で、昨年度のユニバーサルの記録である69億ドルを抜き、70億ドル(約8190億円)超えを記録した。The Hollywood Reporterほか米メディアが伝えている。

先週末に『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が世界中で公開されて2億9050万ドルの興収を記録し、年間トータルで70億ドルに達した。現時点で、今年の牽引役になったのは、マーベルの『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(11億5000万ドル)、ピクサーの『ファインディング・ドリー』(10億3000万ドル)、ディズニーアニメの『ズートピア』(10億2000万ドル)、そして実写の『ジャングル・ブック』(9億6700万ドル)だ。

マーベルの『ドクター・ストレンジ』は11月初めに公開され、世界中で6億5290万ドルに達している。また、感謝祭に公開されたディズニーアニメ『モアナと伝説の海』は、現在までに2億8030万ドルを記録している。いずれも日本公開は来年で、『ドクター・ストレンジ』が2017年1月27日、『モアナと伝説の海』が3月10日予定だ。

「歴史的な達成は可能だ。なぜなら私たちのグループ会社すべてが全力を尽くしているし、国境も性別も世代も超えた観客が共鳴できる作品を作り上げようとしているからだ」とウォルト・ディズニー・スタジオの社長アラン・ホルンは先日語った。「これらの映画が成功するのは、一つ一つの映画が観客みんなに対して何か共通項を持っているからだけでなく、誰か一人に対して共感できるすべてを持っているからなんだ。観客の皆さんに対してこのような経験を作り出せるのは私たちの誇りで、皆さんが映画館へと足を運んでくれることにとても感謝している」