『ロード・オブ・ザ・リング』デヴィッド・ボウイのガンダルフ役を見たかった?

ian-mckellen-as-gandalf-david-bowie

Entertainment Weekly

今年1月に亡くなったロックスター、デヴィッド・ボウイをガンダルフ役に起用したいと、『ロード・オブ・ザ・リング』の監督ピーター・ジャクソンは考えていたようだ。Entertainment Weeklyが伝えている。

先日行なわれた『ロード・オブ・ザ・リング』15周年記念の祝賀会の場で、キャスティング・ディレクターのエイミー・ハバードは、監督のピーター・ジャクソンはボウイをガンダルフ役にしたいと思っていたが、ボウイは忙しすぎて三部作に出演するどころか、オーディションにさえ来られなかった、そして最終的にはイアン・マッケランに決まったと明かした。

「彼は手が空いてなかった。エージェントとの会話は短かったわ。ボウイがミレニアム・パーティでみんなの前で歌うと私は思っていたの。それは1999年の大みそかのことで、映画の撮影が始まった時だった。彼はやってきてみんなを楽しませたけど、オーディションは受けなかったわ。それは確かよ」

「彼に交渉はしたの。交渉を始めてから最初の数週間は、ピーター・ジャクソンが起用したいと思っていたのは確かよ。それは監督がずっとやりたいと考えていた事のひとつだったので、私たちはエージェントに電話をしたんだけど、ボウイはとにかく忙しすぎたのよ」

今年の初め、『ロード・オブ・ザ・リング』の主要キャスト、ドミニク・モナハンが自身のメリアドク・ブランディバック(メリー)役のオーディションに行った際、そこでデヴィッド・ボウイと出会ったことについて語っていた。ボウイはエルロンド役に関心を持っていたのではないかとも噂されていたが、モナハンはガンダルフ役のオーディションにボウイは来ていたのではないかと話していた。