吉永小百合、ももクロとの共演に「モノノフとしては本当に幸せな気持ち」

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの二大アカデミー賞俳優が主演を務めた2007年公開のヒューマンドラマを原案に、主演に吉永小百合、共演に天海祐希を迎えて新たに映画化する『最高の人生の見つけ方』が、10月11日より公開される。このほど、9月3日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて、ジャパンプレミアが行われ、吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、ももいろクローバーZ、前川清、犬童一心監督が出席した。

人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた“大真面目な主婦”と、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた“大金持ちの女社長”。余命宣告を受け、入院して初めて“自分の人生の虚しさ”に気付いた二人は、同じ病院に入院する12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」をたまたま手にし、このリストすべてを実行するというありえない決断をする。

ステージに登場した吉永は「今日は会場の熱気にすっかり煽られて、ほとんど自分が自分じゃ無い状態」と圧倒されている様子だったが、「ももクロさんとご一緒して、(ももクロファンの通称)モノノフとしては本当に幸せな気持ち」と笑顔で語った。

劇中で、ももクロのライブに登場するという吉永と天海。吉永は「舞台に上がって踊ってしまって。私にとっては一生に一度のこと」と感激した様子を見せ、「夢のような時間」だったと言う天海は、「皆さんが振ってくださるペンライト、そして声援、笑顔がどれだけステージの上にいる私達を励ましてくれたか。ぜひ映画を観て確認してください」と語った。

ももクロの百田は、「皆さんとこの場に立てていることが本当に夢のよう」と感激した様子。続けて、「(先程)吉永さんが、『私はモノノフです』と言った音源を、個人的にいただきたい」と述べて、会場を笑わせた。

「吉永さん、天海さんたちと一緒に、舞台に立つ日が来るとは思わなかった」というムロは、会場に集ったモノノフたちに「吉永さんと天海さんに、ヒュ~!って言うのは君たちだけよ(笑)」と忠告すると、会場から盛大な「ヒュ~!!」という声が。ムロはこれに「そういう映画じゃないんだよ!」とツッコんでいた。

最後に、映画公開までにやりたいとことを聞かれた吉永は「天海さんと一緒にガンガンと日本中を回って」、天海も「宣伝させていただきます!」と力強く宣言し、イベントを締めくくった。

『最高の人生の見つけ方』
10月11日(金) 全国ロードショー
監督:犬童一心
アダプテーション脚本:浅野妙子 小岩井宏悦 犬童一心
主題歌:竹内まりや「旅のつづき」(ワーナーミュージック・ジャパン)
出演:吉永小百合 天海祐希 ムロツヨシ 満島ひかり 賀来賢人 鈴木梨央 駒木根隆介 ももいろクローバーZ 前川清
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた“大真面目な主婦”北原幸枝(吉永小百合)、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた“大金持ちの女社長”剛田マ子(天海祐希)。余命宣告され初めて人生の虚しさに気付いた二人は、たまたま手にした12歳の少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行するという、ありえない決断をする!今までの自分なら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験!自分らしく生きることの楽しさに出会えた二人に、ある奇跡が待っていた…。

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