【ほぼ全起こし】Dlife新番組『セカイマ!』小藪千豊囲み取材

全国無料のBSテレビ局、Dlife(ディーライフ/チャンネル番号:BS258)が、オトナ女子が知りたい身近な話題からワールドワイドな旬な情報までSNS発信の新鮮なトピックスを紹介する情報エンターテインメント番組『セカイマ!』を2017年1月15日(日)からスタート(毎週日曜23:55~24:25)。番組出演者の小藪千豊が初収録直後にパジャマ姿で囲み取材に応えた。以下、そのほぼ全文。
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質問者:まずは初収録を終えての感想をお願いします。

小藪:ターゲットが30~40代の女性で、明日から1週間始まるという日曜日の夜に、男が部屋でごろごろしているところを見ながら海外の今を知る番組です。最初お話をいただいた時に、「僕でええんかな」と。「もうちょっと男前の人たちの方がええんちゃうか」とも思ったのですが、「僕くらいブサイクなほうが世間の皆様にとってはリアルなのか」とも思いまして、それが起用理由だと思ってます。世間では男前ばかりがテレビに出ていますが、逆に僕に仕事がくることもあるわけで、ブサイクに生まれて初めて良かったと思っています。(番組では)タブレットとお話しするのですが、僕は娘とか息子がえらい調子のって(タブレットに)喋りかけているのを見ているだけの人間だったので、今回初めて使ってみて「いいなあ」と思いました。

質問者:収録中は癒し系キャラになっていましたが。

小藪:いやいや、それは猫が出てきたからですよ。でも、パジャマを着て家におるときのテンションではあるので、皆さんが普段思っているのとは違うかもしれませんね。他のバラエティ番組とかでは、「名を売って吉本新喜劇の広報活動させていただかないとアカン」という気負いはあるので。この番組にはライバルもいないですし、タブレットに出る情報を皆様にお伝えすればいいので、エッジ効いたかみつきをする必要もないんですよ。喋ってないグラビア・アイドルにかみついて喋る機会を与えたりとかね。だから僕なりに家におるような感じではありますね。

質問者:ディズニーの思い出があったら教えてください。

小藪:嫁はんと付き合っているとき、クリスマス前だったと思うのですがディズニーランドに行ったんです。嫁はんも僕と同じで、わりと冷めているのですが、あの時は目をキラキラさせて、「こんな喜ぶんや、連れてきてよかったな」って思いましたね。あと何か毛の長い猿の軍団っぽいのがおったんですよ。見たことのないマイナーなキャラクターなのですが、嫁はんは「一緒に写真撮って」ってテンション上がってましたね。「あれ、誰か知ってるの?」って僕が聞いても「知らん」って。「普段はテンション低い嫁はんが、知らない猿の軍団とも写真を撮りたいと思うぐらいテンションが上がるんや」って思いました。

 あと、まだ息子が生まれる前に、幼稚園に通っていた娘を連れてディズニーランドに行っています。僕は「オフシーズンは空いているから、9月とかに行こう」といったのですが、嫁はんは真面目なので「幼稚園休ませるわけにはイカン」といって夏休みの終わりでしたかね。そしたら(くまの)プーさんは100分待ち。「嫁はんと娘のためや」と思って100分、娘を抱っこして、ようやくアトラクション内に入ったのですが、娘は「暗いから怖い」ってずっと突っ伏しているんです。「意味ないやろ」って怒ったのを覚えています。あの時は「もうちょっと大きくなってから行こうか」って思いました。
 それで、2年ぐらい前に息子が生まれてホテルミラコスタに泊まったんです。ホテルに泊まっている人はディズニーランドにちょっとだけ早く入れるんですが、僕らが入って10分もしないうちに一般入場者も入ってきちゃった。皆さんすごく走られるでしょ。ランドのお姉さんたちが「走らないでください」っていうので、娘と息子にルールは守ることを教える意味で僕は走らずいたのですが、嫁はんが「いや、ここは走っていいんちゃう? ミラコスタ泊まった意味ないじゃん」的な目で僕をずっと見ていましたね。ウッディのところは結局かなり並びました。子供たち喜んでいましたけどね。ダンボに3回連続で乗るとか。

質問者:今日の収録で気になったことはありますか。

小藪:グータラな僕でもできそうな、そしてオシャレなダイエットがありました。あとはレディー・ガガの家ですね。僕はあまり人を羨ましいと思うことはないのですが、あれはちょっと羨ましいと思いました。「トレンディ・ドラマに出てくるような家に住みたい」と思って最近引っ越したんです。ソファーを置いてみたり、テレビの下じきを嫁はんの手作りにしてみたり、いろいろやったのですが素人がやってもダサくなりますね。だからレディー・ガガの家に僕らが住んだとしても、「妖怪ウォッチ」の何か子供の塗り絵とかママ友からもらったカステラがあったり、生活感ありすぎて理想通りにはならないですよ。

質問者:世界の今を知る番組ですが、ご自身で気になっている情報は。

小藪:北方領土問題とか。プーチンさんも来られるということで、島民の方を中心に日本の未来にとって良い解決法が出てくればいいとは思いますね。あとはトランプさんが米国大統領になって日本はどうなるのか? 僕らは、芸人として地獄のような貧乏をした以外は、日本は裕福だったと思うんですよ。僕の孫の孫の孫の時代に、暴動が起きるくらいのえげつない就職難だったり、出生率がひどくなっていたりしたら可哀想ですよね。

質問者:インスタグラムで人気を得る秘密がありましたら教えてください。
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小藪:インスタグラムは本当にひょんなことからフォロワーが増えまして。最初は僕、「バンドを広めるために何かしようかな」って思っただけなんです。「音楽業界の人が見てくれたらいいなあ」って。でも始めたはいいけど、何をしていいか分からない。それで他の人のインスタグラム見たらですね、モデルさんやセレブは、やれ自撮り、やれ散髪、やれ朝食うたものとか。何が面白いのかまったく分からんかったけど、その人たちのマネをしてみたんです。「今日のコーデだよ」とか。「今日のネイルだよ」とか。僕、ネイルしたことがないので何も塗ってない爪なんですけどね(笑)。あとは白髪染めしている写真とか。そんなのをアップして”モデルに憧れている女子”というていでやっていたんです。そしたらEXILEのNAOTOさんに「あれすごい面白いですね」って言っていただいて。その後「辞めようか」って時に、今度は中村アンさんが「小藪さん、面白いって友達が言ってますよ」って。その後また「辞めようか」って時に綾小路翔さんがツイッターで「今、宇宙で一番面白いインスタは小藪さんのインスタや」って。それでだいぶ、覚悟が決まりました。あとは、モデルさんのお友達として秋元梢さんとか沙羅マリーちゃんに頼んで一緒に撮ってもらってからフォロワーが増えましたね。モデルになりたいとは別に思っていませんが、「モデルになりたいな」「TGC(東京ガールズコレクション)に出たいな」とかいっていたら、それを見た人たちが「面白いボケかますやんか」って付き合ってくれて、本当にモデルになったり、TGCに出させていただいたり。インスタグラムこそ皆さんのおかげですね。

質問者:最後に視聴者にメッセージを。

小藪:女子には特に必見の情報が結構出てきますので毎週日曜日の夜、寝る前にボーとしながら見ていただければ。月曜日からまた頑張るためのささやかなサプリになればいいなあと思って取り組んでいますので、宜しくお願いします。
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