北条司も絶賛!フランス実写版『シティーハンター』11月日本公開!特報映像&日本版ティザービジュアル

今年2月6日に公開され、フランスだけで168万人を動員し社会現象になったフランス実写版シティーハンター『NICKY LARSON』(原題)が、邦題『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』として11月に公開されることが決定した。併せて、特報映像と日本版ティザービジュアルがお披露目となった。

80年代に日本で大ヒットした原作コミックとアニメは、その後ヨーロッパに渡り、フランスでは「クラブ・ドロテ」(1987-97)というテレビエンタメ番組の中で「NICKY LARSON(ニッキー・ラーソン)」のタイトルで放送され大人気に。本作フランス実写版の監督&主演を務めたフィリップ・ラショーは、1980年生まれの38歳。小学生のときに、この番組を観て、「シティーハンター」と「ドラゴンボールZ」を大好きになったという。

ラショー監督は、企画書・プロットに直筆の手紙を添え、原作者・北条司の事務所に送付、そのプロットを北条司が気に入り、その後、脚本を携えラショー監督が来日、映画化の許諾を得た。本作の製作発表ニュースが流れた際、「大丈夫…なのか!?」とファンの間には不安の声が駆け巡った。しかし、ポスタービジュアルや予告編が公開されはじめると、そのクオリティと“冴羽獠”“槇村香”“海坊主”ら主要キャラクターの再現度の高さから、不安の声は期待の声へ。北条司は、パリで開かれたコミコンで、公開前の本作トークイベントに参加、いち早く鑑賞した北条司の「これぞシティーハンター!」との太鼓判に、さらに期待が膨らんでいた。フランスで公開されると2週間で観客動員100万人を突破。そのニュースは日本でも話題となり、日本公開を求める声が加速した。
 
日本での公開決定を受け、ラショー監督は「ようやく日本の権利元と連絡がつき、18ヶ月かけて書いた脚本を持って北条先生に会いに行き、その48時間後にOKがでたんだ。北条先生から、脚本が原作に忠実で、このストーリーは原作にも入れたかったと言ってもらった。最高の褒め言葉で、天にも昇る気持ちだったよ!その時のことを考えると、こんなにも早く日本の皆さんに観てもらえる日がやってくるなんて!お手柔らかに!」とコメントした。

また、フランス実写版に「こういう手法で冴羽獠の危機を作るのか!これは思いつかなかった、やられた!」と、本作を大絶賛している北条司からは「今年(2019年)は、シティーハンターの劇場アニメ版公開からはじまり、このフランス版の日本公開で締めくくることができ、まさに“シティーハンターイヤー”となりました。大変うれしく思います。監督の愛が詰まった、ワクワク、ドキドキするアクションコメディ映画となっています。シティーハンターを応援してくれる方には是非ご覧いただきたいです」と日本公開を喜ぶコメントが届いた。

サブタイトルは、この物語の重要な鍵となる「パフューム=“香”水」と、冴羽獠の相方・槇村“香”のダブルミーニングとして「最高」をもじった「史上最“香”のミッション」に決まった。

『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』
11月 TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:フィリップ・ラショー
出演:フィリップ・ラショー エロディ・フォンタン
配給:アルバトロス・フィルム

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