古川雄輝が見つめる先にあるものとは?「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」ポスタービジュアル

麻見和史原作のドラマ「殺人分析班」シリーズに登場した稀代の殺人鬼“トレミー”の過去を描く、古川雄輝が主演、SUMIREがヒロインを務めるスピンオフ連続ドラマ「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」が、10月6日よりWOWOWプライムにて放送される。このほど、本作のポスタービジュアルがお披露目となり、併せて、初回放送日の10月6日に、木村文乃主演のシリーズ1作目「連続ドラマW 石の繭 殺人分析班」が一挙再放送されることが発表された。

ポスタービジュアルは、冷徹無比な殺人犯トレミー(古川雄輝)の前日譚にふさわしく、サスペンスフルでミステリアスな仕上がりとなっている。身元を詐称し、野木直哉として生活する八木沼雅人(後のトレミー)。暗い部屋で頬杖をついて“何か”を見ているが、「その首吊り殺人は、何を意味するのか。」というコピーやネガフィルムが、彼が見ているものを暗示させる。また、彼がつづったと思われる恨みの文字からは、冷徹な殺人鬼へと変貌していく彼の心の深淵がうかがえる。

■「連続ドラマW 石の繭 殺人分析班」一挙再放送 概要
話数:全5話
放送日時:10月6日(日)17時30分~22時30分

「殺人分析班」シリーズは、2015年「石の繭」、2016年「水晶の鼓動」と過去に2回WOWOWオリジナルドラマとして放送された、警視庁捜査一課の犯罪捜査を描く本格クライムサスペンス。捜査一課の刑事となった如月塔子(木村文乃)が、相棒であり上司の鷹野秀昭(青木崇高)をはじめとする捜査一課のメンバーと様々な猟奇殺人事件に立ち向かった。

モルタルで体を固めて殺す、という手口が衝撃的だった殺人鬼“トレミー”こと八木沼雅人。6歳の時に母親とともに誘拐され、拭い去ることのできない暗い過去を背負った八木沼が、シリーズ1作目「石の繭」では塔子らを脅かし、2作目「水晶の鼓動」では塔子ら警察のピンチを救う。本作では、「石の繭」事件の直前にスポットを当て、ある殺人事件をきっかけに、八木沼(本作では野木直哉と名乗る)がトレミーへと変貌を遂げる姿を描く。原作「石の繭 警視庁殺人分析班」のキャラクター“トレミー”からインスパイアされたドラマオリジナルのストーリーとなっている。

「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」
10月6日、WOWOWプライムにて放送スタート(全5話)※第1話無料放送
毎週日曜 夜10時30分~放送
監督:内片輝 山本大輔
原作:麻見和史「石の繭 警視庁殺人分析班」(講談社文庫刊)
脚本:清水匡
出演:古川雄輝 SUMIRE 深澤辰哉(Snow Man/ジャニーズJr.) 平埜生成 千葉哲也 阿南健治 二階堂智 鶴見辰吾 池田鉄洋

【ストーリー】 2014年、川崎市内で女性ばかりを狙った連続殺人事件が起きる。被害者は皆、首をつられて殺されており、世間では“首くくり殺人”などと呼ばれていた。犯人の手掛かりがつかめず警察の捜査は難航するが、捜査一課の刑事・井口(池田鉄洋)はこの殺人事件の容疑者として、古びたアパートに暮らす男・野木直哉(古川雄輝)をマークしていた。野木の本名は八木沼雅人。6歳のときに母親と一緒に誘拐され、瀕死の状態で発見された“昭島母子誘拐事件”の被害者だった。野木は身元を詐称してアパートに暮らし、気配を消して息を潜めながら生活していたのだが、警察はそんな野木への疑いを深めていく。そんな中、野木は隣に住んでいた吉佳(SUMIRE)と接触。お互い恵まれない環境で育った二人に、通じ合う何かが生まれてくるのだが…。

(C) WOWOW・TBS スパークル/「悪の波動 殺人分析班スピンオフ」パートナーズ