Base Ball Bear 小出祐介「ほん呪」専門家としてイベントMCに!ファミリー劇場 presents 祝!ほん呪生誕20周年 オールナイト上映会レポート

ホラービデオシリーズ「ほんとにあった!呪いのビデオ」が8月22日にパート1の発売から20周年を迎えることを記念し、7〜9月の3ヶ月連続でシリーズ計57作がファミリー劇場にて特集放送される(9月にはファミリー劇場初登場作品「ほんとにあった!呪いのビデオ79」も放送)。このほど、8月2日にテアトル新宿にて特集放送を記念した「ファミリー劇場 presents 祝!ほん呪生誕20周年 オールナイト上映会」が開催され、「ほん呪」好きを公言している小出祐介(Base Ball Bear)、過去作の監督を務めた中村義洋、白石晃士、福田陽平、川居尚美が登壇した。

おどろおどろしい雰囲気の中、お祓いからスタートした本イベント。このイベントの為に全シリーズを見直したという小出は「専門家の小出です!よろしくお願いします」と挨拶し、観客の笑いを誘った。

小出がMCとなってトークがスタート。「初めは探り探りだった」という中村監督は、「僕も白石くんも仕事がなかったし、本当に頑張らなければいけなかった」と当時の心境を述べ、「最初は予算をもらってタイトルしかなかったから、勘違いして映画の『リング』に出てくる1分ぐらいの“呪いのビデオ”のようなものを60分作った。そしたらすごい怒られて(笑)」 と、当時の裏話を楽しそうに明かすと、小出も「ガチ説教ですね!」と興味津々。そこから試行錯誤の末に現在のフォーマットを作り上げた中村監督だったが、当時撮った映像に“顔だけノイズがかかる怪現象”があり、「本当に怖かったから、やめようか」と話していたことを明かした。

様々な心霊ドキュメントを手がけてきた白石は、『ほんとにあった!呪いのビデオ THE MOVIE 2』の撮影を振り返り、「取材するなかで、人間だけじゃなく、歴史と土地が絡んだ、非常に嫌な原因があった。映っている霊的なものとの関連を考えたときに、すごく嫌な気持ちになった」ことを明かし、これが心霊ドキュメントから離れるきっかけだったことを告白した。

イベント中、小出が「取材はなんで夜行くの? 廃墟になんで朝一に行かないの?」と素朴な疑問を投げかける場面も。福田と川居から、「投稿映像が夜だから」「場所が遠いから、行ったら夜になっちゃうから」という現実的な真実を明かされると、小出はようやく納得した表情を浮かべていた。

【3ヶ月連続】「ほん呪」20周年記念!呪い過ぎる計57作朝まで大放送!
放送作品:「ほんとにあった!呪いのビデオ」シリーズ(1999-2018年)
※9月はファミ劇初登場作品も!「ほんとにあった!呪いのビデオ79」
放送日時:毎週(金)22:00~ ≪オカルトフライデー≫ [6作連続放送] ほか
放送局:CSファミリー劇場