杉野遥亮×福原遥W主演でスプラッター恋愛漫画「穴殺人」を実写化!『羊とオオカミの恋と殺人』11月公開!

1000万ダウンロードを突破している人気漫画アプリ「マンガボックス」で閲覧数1位を独走したコミック「穴殺人」が、杉野遥亮、福原遥のW主演で実写映画化され、タイトル『羊とオオカミの恋と殺人』として11月29日より公開されることが決定した。

本作は、自殺志願の男の子と殺人鬼の美少女によるスプラッター・ラブコメディ漫画「穴殺人」を映画化。自殺志願の男の子の黒須越郎役には、『キセキーあの日のソビトー』「花にけだもの」『L・DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』等、ドラマや映画、CMで活躍中の杉野遥亮が映画初主演で扮し、殺人鬼の美少女・宮市莉央役には、『4月の君、スピカ。』や「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」で話題を呼んだ福原遥がW主演で務める。監督はスラッシャー・ホラー映画の『クソすばらしいこの世界』や『女の子よ死体と踊れ』を手掛けた期待の新鋭、朝倉加葉子が担う。

公開された場面写真6点は、黒須(杉野遥亮)が自殺を試みているという衝撃的なカットや、黒須が宮市(福原遥)に、首元に後ろからカッターナイフをあてられているカットの他、何かを覗く黒須、カッターを片手に何かと対峙する宮市など、いずれも謎めいたカット。また、30秒の特報映像では「人生なんてクソだ」のテロップと共に、黒須が人生に絶望して自殺を図るも未遂に終わる衝撃的なシーンから始まり、偶然見つけたアパートの隣室の覗き穴から、隣人・宮市の生活を覗き見すると一転、「いや、人生は素晴らしい。」のテロップが。さらに、黒須と宮市の仲睦まじいシーンから突如、宮市にカッターで襲われそうになる黒須のシーンと、次々と場面を展開させ惹きつける。

■杉野遥亮(黒須越郎役) コメント
愛ってなんだろう?と僕はよく考えます。答えなんて簡単には見つからないし、もしかしたら見つける必要はないのかもしれない。完成した作品を見て、改めてそう感じました。周りから観たら煙たがられ、理解してもらえないのかもしれないけど、彼らの前にあるのは愛しかない。他の人と何一つ代わり映えもない世界だからです。普遍的な異世界です。全ての人でなくても誰かの心に刺さる作品になっていたら嬉しいです。

■福原遥(宮市莉央役) コメント
この度、宮市莉央役を演じさせていただきました。原作を読んだ時、一見理解しがたい奇妙な恋愛観や2人がどんどん惹かれ合い愛し合っていく姿がとても美しく衝撃を受けました。実際に現場で創り出された、独特な2人だけの世界観に、私自身感銘を受けました。この作品が、皆さんにどんな風に受け取っていただけるのか少し不安はありますが、愛というものの尊さ、そして美しさを存分に感じ取っていただけたら嬉しいです!

■朝倉加葉子監督 コメント
「隣人を愛せよ、だよ。黒須くん」。殺人鬼の女の子に恋しちゃう自殺志願の男の子、という原作の突飛な設定にまず心を掴まれました。そして殺人鬼の女の子・宮市さんが自殺志願の男の子・黒須くんに言うこの言葉は、彼女自身にも、私たちにも向けられています。複雑なことが起き続けるこの世界では、果てしなく難しいけれど、その喜びは何にも代えがたい。そこを鋭く描いているのに、どことなく可愛らしい不思議な緩急を持つこの原作の魅力を、主演の二人が体現してくれました。ほんわかした杉野くんの存在感と、鋭さと愛をたたえた福原さんの微笑みが眩しい、クセになる青春ラブストーリー(だが人はたくさん死ぬ)です。ぜひ楽しみにしていてください。

『羊とオオカミの恋と殺人』
11月29日(金) TOHOシネマズ 日比谷他 全国ロードショー
監督:朝倉加葉子
脚本:髙橋泉
出演:杉野遥亮 福原遥
配給:プレシディオ

【ストーリー】 大学受験に失敗し予備校もやめ引きこもり、ライフラインを絶たれ絶望した黒須(杉野遥亮)は、 壁につけたフックで首吊り自殺を図るもあえなく失敗。その弾みで偶然にも、壁に穴が空いてしまう。穴を覗くと、美人で清楚な隣人・宮市さん(福原遥)の生活が丸見えで…。その日から穴を覗くことが生き甲斐になり、どんどん宮市の虜になっていく黒須。しかし、ある日彼女が部屋で行っている凄惨な殺人行為を目撃してしまい、声をあげてしまう。目撃行為が見つかってしまった黒須はつい宮市に愛を告白。殺されるかと思いきや、結果彼女と付き合うことに。アルバイトも始め、デートをし、部屋では宮市の手料理を食べ、幸せ絶頂の黒須。しかし宮市は、黒須とのデート中も構わず殺人を犯し…。次は自分が殺されるのか?黒須の運命はいかに!?

©2019「羊とオオカミの恋と殺人」製作委員会 ©裸村/講談社